中小企業が抱える「採用の壁」を乗り越えるために
2025年8月1日から、一般社団法人教育コミュニケーション協会が主催する『「言語化」で魅せる企業ブランディング研修』が始まります。この講座では、言語化コンサルタントの木暮太一氏が講師を務め、中小企業が採用競争を勝ち抜くための新たなアプローチを学びます。
なぜ「福利厚生」が採用の要となるのか
最近の調査によれば、65.9%の求職者が企業を選ぶ際に福利厚生に重点を置いていることがわかりました。特に若い世代にこの傾向が強いことが示されており、中小企業にとってはこのトレンドが大きな壁となっています。過去最高の人手不足が続く中、企業が優秀な人材を獲得し、維持していくためにはどうすべきか、今まさにその方法を考える必要があります。
大規模な福利厚生制度を整えることが難しい中小企業には、その他のアピールポイントを言語化する能力が問われています。木暮氏は中小企業がもつ「目に見えない価値」を引き出し、それを効果的に表現することが重要だと考えています。
中小企業の魅力を言葉で伝えよう
一般的に畏怖を覚える大手企業のような厚遇を提供できない中小企業は、自社の魅力を具体的に語る必要があります。例えば「アットホームな雰囲気」といった抽象的な表現では求職者に伝わりません。しかし、具体的なエピソードを用いて例えば「社長とも気軽に話せる機会があり、経営者の考えを直接聞ける制度がある」などと言うことができれば、応募者に強い印象を与えることができます。これを支えるのが「言語化力」です。
研修で学ぶ内容
この講座では、社員一人ひとりが自社の魅力を語るスキルを実践的に身につけることを目的としています。言葉によるブランディングを強化するため、以下のような内容を学ぶ予定です。
- - 学生に響く「目に見えない価値」の表現技術
- - 通例的な表現を具体的な物語として語るテクニック
- - 自社の福利厚生を学生の目線で形するスキル
- - 文化や魅力を自信を持って説明するための対話術
- - ミスマッチを防ぐ「期待値調整」の方法
これらを通じて、企業の採用力を向上させることを目指します。
研修の詳細
- - 講座名: 『「言語化」で魅せる企業ブランディング研修』
- - 講師: 木暮太一(言語化コンサルタント)
- - 開催期間: 2025年8月1日〜12月31日
- - 形式: オンラインおよび一部対面開催(調整中)
- - 対象: 企業の管理職や人事担当者、チームリーダー
- - 申込方法: 詳細および申込はこちらから
この研修は、コミュニケーションスキルの向上だけでなく、企業全体の採用戦略を見直し、職場環境をより良いものにする一助ともなります。時間が経つとともに申し込みが集中することが予想されますので、早めの対応をお勧めいたします。
木暮太一氏について
木暮太一は、言語化コンサルタントとして多くの企業のブランディングや人材育成に寄与してきた専門家です。著書は65冊を超え、幅広い分野での成功を収めています。自身の経験を生かし、年間200回以上の研修やセミナーを通じて、ビジネスリーダーに対して効果的なノウハウを提供し続けています。
現代の採用課題に立ち向かう中小企業にとって、この研修は貴重なチャンスとなることでしょう。ぜひ、参加をご検討ください。