Kaggle Grandmaster 今西大輔が金メダルを受賞
Japan Digital Design株式会社(JDD)に所属するデータサイエンティスト、今西大輔氏が、国際的なデータ分析コンペティション「Kaggle」にて7枚目の金メダルを獲得しました。この快挙は、医療の社会的な課題をテーマにした「PhysioNet - Digitization of ECG Images」というタイトルのコンペで達成されました。
コンペティションの概要
2025年10月22日から2026年1月23日にかけて開催されたこのコンペティションには、世界中から1,428のチームが参加しました。今西さんはチームを組み、全体の中で上位0.5%、具体的には8位に入賞。競技の焦点は、紙に印刷された心電図の画像から、元のデジタルデータを抽出・復元する機械学習モデルの開発にあります。この技術により、循環器を見るための研究の質が向上し、医療がさらに進展することが期待されています。
受賞の背景
今西さんは、チーム内でノウハウをしっかりと共有し合ったことが成功の鍵だと語ります。コンペティションの後半にチームを結成したにもかかわらず、メンバーはすでに高い精度のモデルを持っており、それを互いに補完し合うことで最終的な成果に結びつきました。加えて、モデルが限られた時間内に実行できるように、速度の向上にも取り組んだとのことです。これにより、質の高いモデルを効率良く作成することができました。
今西大輔氏について
今西大輔氏は、JDDのM-AIS(MUFG AI Studio)でシニアデータサイエンティストとして働いており、現在はM&A関連のAIマッチングプロジェクトに取り組んでいます。彼は2021年にKaggleに参加を始め、2024年にはGrandmasterという最上位の称号を手に入れました。これまでに獲得したメダルは金7個、銀15個、銅2個という実績を持っています。彼の技術は、M&A業務の効率化や向上に役立っています。
JDDのビジョンと働き方
JDDは、MUFGグループの戦略子会社であり、AIやデータサイエンスを駆使した金融領域のデジタル変革に尽力しています。ここではデータサイエンティストが、単にプロジェクトに留まらず、戦略の策定から実装、運用まで一貫して関与することが期待されています。こうした競技での挑戦は、社内でのスキルやノウハウの共有を通じて実務にも活かされています。
まとめ
今西大輔氏が獲得した金メダルは、単なる個人の成果だけでなく、JDDという組織のダイナミズムを象徴するものです。データサイエンスの環境が整ったJDDは、今後も世界水準の技術を持って金融の舞台で大きな影響を与え続けるでしょう。新たな挑戦を通じて、デジタル時代の金融業界に革命をもたらすことが期待されています。