Chilli Beans.の新作EP「the outside wind」に迫る企画
総再生数が2億回を超える人気バンド、Chilli Beans.が6月25日にリリースした新作EP『the outside wind』。このEPは、彼女たちの音楽的成長と、非常に個人的なテーマを探求する作品となっています。本記事では、音楽配信サービス「KKBOX」と「auスマートパスプレミアムミュージック」による特別企画「新譜の“ウラガワ”」の内容をお届けします。
Chilli Beans.とは?
Chilli Beans.は、Moto(ボーカル)、Maika(ベース・ボーカル)、Lily(ギター・ボーカル)の3人からなるスリーピースバンドで、2019年に東京で結成されました。彼女たちの初の共作曲「lemonade」は、Z世代の心をつかむきっかけとなり、以降多くのヒット曲を生み出しています。
ここまでの彼女たちのキャリアを振り返ると、デジタルシングル「アンドロン」や、TVドラマ『クールドジ男子』のオープニングテーマ「you n me」など、独自のスタイルで数々の名曲を世に送り出しています。特に、2023年にはデジタルシングル「rose feat. Vaundy」がBillboard Japan Heatseekersチャートで1位を獲得し、ますます注目を集めています。
新作EPの制作背景
新作EP『the outside wind』は、「自己と向き合う」「成熟」「内省」というテーマに基づき、彼女たちの新たな一歩を印象付ける重要な作品です。このEPには、これまでの音楽スタイルを踏襲しつつも、さらなる進化を遂げたサウンドが収められています。
特に注目すべきは、メンバーが直接語るそれぞれの曲の背景です。メンバー3人は、全曲について「誕生秘話」「音作り」「聴きどころ」といったテーマで深く掘り下げており、彼女たちの思いを知る貴重なチャンスがこの企画で見受けられます。以下、各曲の特徴を探っていきましょう。
1. Just Try It
この曲は、”自由になりたい”という感情を表現しており、Motoは「落ちていく天使のようなイメージ」を持っています。サウンド作りにはこだわりがあり、Maikaはその瞬間の気持ちを楽曲に取り入れたと語ります。春の風を感じるような軽やかさが特徴のこの曲は、聴いていると心が晴れやかになります。
2. Tragedy
「tragedy」は、夢に向かう学生の苦悩と希望をテーマにしており、リリース時には多くの共感を呼びました。Lilyは、この曲が持つ独特のサウンドについても自信を持っており、聴きどころは歌詞の共感性とサウンドの相乗効果だと言います。
3. Pain
「pain」は、自分の中にある怒りや痛みをテーマにした曲。Motoは、自身の感情の変化を描写し、深く心に響くものとなっています。この曲は、サウンドの歪みやギタープレイにもこだわりを持っていて、聴く者を引き込む力を持っています。
4. Pineapple
「pineapple」は、シンプルに夏を楽しむ気持ちを表現した曲です。サウンドはファンクを基調とし、心躍るような楽しいトーンの中で、自由に楽しむことの重要性を説いています。彼女たちは、この曲をライブで演奏するのを待ち望んでいます。
まとめ
Chilli Beans.の新作EP『the outside wind』は、彼女たちの心の内や成長を反映した斬新な試みが詰め込まれています。各曲の背後にある想いや制作過程を知ることで、さらに深く楽しむことができるでしょう。ここで紹介した内容を参考に、ぜひ彼女たちの音楽を体感してみてください。ライブや新曲との出会いをお楽しみに!