エネルギーの未来を切り開く "バッテリーアドバンス"
和歌山ノーキョー食品工業株式会社(WNS)と東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社(TGES)は、千葉工場に蓄電池オンサイトエネルギーサービス「バッテリーアドバンス」の導入に関する基本合意を結びました。このサービスは、工場内でのエネルギー利用の最適化を目指すものであり、2027年の運用開始を予定しています。
新たなエネルギー管理システム
本サービスでは、約4,000kWhのリチウムイオン蓄電池を導入し、これをTGESが開発した「ヘリオネットアドバンス」と呼ばれるエネルギーマネジメントシステムと統合します。これにより、工場内でのエネルギーの使用状況や、電力市場の動向、既存の太陽光発電システムの発電量を元に、リチウムイオン蓄電池とガスコージェネレーションシステム(CGS)を自動で最適に制御します。
この統合制御により、電力の需要ピークを抑えつつ、再生可能エネルギーの利用率を最大限に高めることが可能となります。また、TGESとしても、この取り組みは初の試みであり、今後のエネルギー管理のモデルケースとなることでしょう。
持続可能な社会の実現に向けて
WNSとTGESはこの取り組みを通じ、工場におけるエネルギーマネジメントを深化させ、脱炭素化に向けた社会の実現を目指します。WNSは地域の農産物を活かし、持続可能な製品作りを進めており、太陽光発電やバイオマスボイラーによる省エネルギー活動を通じて環境負荷の低減にも力を入れています。
TGESは「IGNITURE」の名のもと、サステナブルかつスマートな事業運営を目指している企業であり、次世代のエネルギーソリューションを通じて持続可能な社会の構築に貢献しています。
各種エネルギー設備の構成
千葉工場のエネルギー関連設備は以下の通りです。
- - リチウムイオン蓄電池: 新設、約4,000kWh(PCS: 約1,000kW)
- - ガスコージェネレーションシステム: 既設、370kWの2機
- - 太陽光発電システム: 既設、900kW
これらの設備が連携して働くことで、工場全体のエネルギー効率を最大化し、温室効果ガスの排出削減を達成していきます。
将来への展望
WNSとTGESは、継続的な技術革新と共同での取り組みを通じて、持続可能なエネルギー管理の新たな基準を設けることを目指します。これにより、エネルギーコストの削減だけでなく、社会全体の環境意識が高まることを期待しています。
今後、この“バッテリーアドバンス”がどのように工場の運営に革新をもたらすのか、目が離せません。