妖怪図鑑花屋敷
2025-01-05 13:53:31

妖怪との共生を感じる舞踏パフォーマンス「妖怪図鑑花屋敷徘徊」

妖怪との共生を感じる舞踏パフォーマンス「妖怪図鑑花屋敷徘徊」



今年の冬、東京の浅草エリアに位置する花やしきを舞台に、特別なパフォーマンスが開催されます。その名も「妖怪図鑑花屋敷徘徊」。この公演は、舞踏家の山本裕と山之口理香子が出演し、妖怪たちが織り成す幻想的なダンスを通じて観客に新しい感覚を提供します。

妖怪への情熱が生んだ舞台



山本裕氏は、妖怪や百鬼夜行に対して長年の興味を持ち続けてきたと言います。「妖怪は見えないものに対する畏れやロマンから生まれた存在。その背景にある人間の想像力が、特別な形での表現へと昇華されている」と彼は語ります。この「妖怪図鑑」という作品は、演者が各自の特徴を活かしながら妖怪を演じるというユニークなスタイルが特徴です。

一方の山之口理香子氏は、自身の中に妖怪との繋がりを感じていると語ります。「人と共存することの難しさを感じる中、妖怪の力を借りることで、幻想的な世界を身近に感じられるのは素晴らしい」と話す彼女。また、妖怪は我々に自由な想像力を提供してくれる存在でもあると指摘します。彼女の言葉には、妖怪と人の関係性を再評価する深い洞察が感じられます。

自由に遊ぶパフォーマンス



この公演では、決められた枠組みの中で、演者たちが自由に動き回り、観客ともインタラクションが生まれるような構成を試みています。「今まで色々な場所で上演してきた成果を、この特別な場所でシェアできるのが嬉しい」と裕氏。「浅草花やしき」という舞台そのものが持つ歴史や魅力が、その演技にも深みを与えてくれることでしょう。夜のライトアップと妖怪たちの力強いパフォーマンスの組み合わせは、観客の心を引き付けること間違いありません。

未来への想い



山之口理香子が語る未来の夢は、「劇場を作ること」。多様な人々が集まる場所を提供し、さまざまな面白いことが生まれればと希望しています。「お客様との交流を通じて、劇場が人々の心に響く場所になるようにしたい」と彼女は言います。一方、山本裕氏は、自身の本当に叶えたい夢がどんな形で実現するかは意識しない方が良いという思いを持っています。彼は、「大切なのは過程であり、思いがけない形で実現することもある」と語ります。

このように、彼らがお届けするのは単なる舞台ではなく、観客自身の想像力を引き出す体験です。2025年1月8日の公演が、どのような幻想的な冒険となるのか、ぜひ期待してみてください。妖怪たちと共に、特別な夜の世界へと誘われることでしょう。

イベント詳細


  • - 日程: 2025年1月8日(水) 18:40-
  • - 会場: 浅草花やしき
  • - チケット: 前売一般 3,500円 / 当日一般 3,800円 / 高校生以下 前売 2,500円 / 当日 2,800円 / 未就学児 無料
  • - 申し込みリンク: チケット申し込み

このような特別なパフォーマンスを通じて、見えないものへの畏れや愛着を再確認し、人間と妖怪の共生について考える機会にしてみませんか。観客と共に作り上げる、「妖怪図鑑花屋敷徘徊」をぜひお楽しみください。


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