nexが不可欠とする不動産価値の向上
不動産市場は年々変化していますが、物件の価値が経年とともに減少していくのは避けられない現実です。この中で、nex株式会社はその問題を解決するために新たに「バリューアッド」サービスを導入しました。本記事ではこのサービスがどのように不動産価値を再生させ、オーナーやテナントの満足度を高めるかを解説します。
「バリューアッド」サービスとは?
「バリューアッド」は、単なる修繕や設備導入ではなく、戦略的なリノベーションを通じて物件価値を向上させる手法です。高額な修繕を何度も繰り返すことが多いビルオーナーにとって、こうした標準的なメンテナンスはあくまで現状を維持するための出費に過ぎず、投資の回収につながるわけではありません。
nexが提供する「バリューアッド」は、物件の立地特性やテナントのニーズを丁寧に検討し、オフィスデザインの見直しやフロアプランの再構築、さらには共用部分の収益化といった多角的アプローチを行います。これにより、賃貸収入と将来の売却益の最大化を目指します。
具体的な実施内容
nexのプロフェッショナルなチームは、リノベーションからリーシング、そして管理運営に至るまでの全プロセスにおいて迅速かつ柔軟に対応します。テナントにとって快適であり、ビルオーナーにとっても収益を向上させることが目的です。これは、今後自社で取得した不動産だけでなく、一般のビルオーナーや不動産再販業者に向けたサービスにも展開していくとのことです。
第1号案件:大阪・梅田
初めての「バリューアッド」案件として、大阪・梅田で大型商業ビルの区分所有6区画を手に入れました。ここでは空室となっている区画を「礼金・敷金ゼロ、内装をセミオーダー可能」という新しいスタイルのオフィスおよび店舗として賃貸を行っています。この試みは関西エリアではあまり前例がなく、nexによるリノベーションはテナントや市場のニーズにマッチしたものとなっています。
現在のところ、賃貸と売却の両方で多くの問い合わせが寄せられ、短期的な投資回収を目指して2025年10月末までに売却を完了させる予定です。このプロジェクトは、nexのバリューアッドサービスが実際に如何にして価値を創出するかを示す良いモデルとなるでしょう。
まとめ
不動産価値の向上は、一筋縄ではいかない問題です。しかし、nex株式会社は「バリューアッド」という新しい手法を通じて、物件の価値を最大限に引き出すことに注力しています。今後もnexの動向に注目し、どのような新しい価値提供がなされるのか期待が高まります。お得な賃貸物件を探している方も、nexのオフィススペースをぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。