AIが生み出す未来の漁船がRobloxに登場!
最近、Metagri研究所が主催した「未来の漁船」部門のAI 3Dモデルコンテストで、Yuusuke Harada氏の制作した「ネオ・クラゲ初号機」が見事最優秀賞に選ばれました。この最新の作品は、Robloxプラットフォーム上の農業ゲーム『未来の農業シミュレーター』に実装され、プレイヤーたちはゲーム内でこのユニークな漁船に触れることができるようになりました。
AI 3Dモデルコンテストの概要
AIを駆使した3Dモデル生成技術が、近年のゲーム開発や映像制作の現場で注目を浴びています。テキストや画像を入力するだけで、自動的に高品質な3Dモデルが生成されるため、これまで制約があった初心者でも参加しやすくなりました。Metagri研究所では、この技術を活用し、農業や漁業の革新的なアイデアを募集しました。コンテストには多くの異業種やZ世代の参加者から斬新な作品が寄せられ、活気にあふれたイベントとなりました。
受賞作品「ネオ・クラゲ初号機」
最優秀賞を獲得した「ネオ・クラゲ初号機」は、深海の資源探査をテーマにした未来型の漁船です。デザインはクラゲの形をしており、伸びた網が触手のように見立てられています。Yuusuke Harada氏は、生成AIの初心者ながら、多くの力作の中から自作品が選ばれたことに喜びを示しています。「この機会を通じて、もっと生成AIの可能性を探究していきたい」との熱意を語りました。
Robloxでの体験
Robloxとは、世界中のユーザーが自らのアバターやワールド、ゲームを創り出すことができるメタバースプラットフォームです。アクティブユーザー数は8500万人を超え、セレブリティやブランドも数多く参入しています。『未来の農業シミュレーター』では、プレイヤーが農業の基本や楽しさを学びながら、リアルに近い農作業を体験できるように設計されています。ここで、「ネオ・クラゲ初号機」がゲームに加わったことで、漁業の面白さも体感できるようになります。
Metagri研究所について
Metagri研究所は、持続可能な農業の実現に向けて「農業×web3」をテーマに活動を行っているコミュニティです。2022年に始動し、現在では1200名以上が参加しています。AI技術を活用して新たな農業モデル「FarmFi構想」を実現するため、積極的な実証実験に取り組んでいます。会員限定のイベントや、新技術を使用した農業の実現に向けた取り組みが進行中です。
このように、AIとメタバースが交わることで、新たな農業や漁業の可能性を広げる動きが進んでいます。私たちもこの流れに注目し、持続可能な未来を見据えた新しい農業モデルがどのように進化するのか、目を光らせていきたいと思います。