コカ・コーラとソフトバンクホークスが進めるPETボトルのリサイクルプロジェクト「ボトルtoボトル」

コカ・コーラとソフトバンクホークスがリサイクル新プロジェクトを開始

コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社は、福岡ソフトバンクホークスとの連携で新たなリサイクルプロジェクト「ボトルtoボトル」を2025年9月から開始すると発表しました。これは、使用済みのPETボトルを再生し、新たな飲料容器として利用する取り組みです。このプロジェクトは、地球に優しい循環型社会を目指す重要な一歩となることでしょう。

プロジェクトの概要と目指すもの

「ボトルtoボトル」は、使用済みPETボトルを回収し、それを再原料化して新しいPETボトルを作成するというプロセスです。この試みは、福岡の地域社会における資源の活用と環境保護を促進するために、ソフトバンクホークスのホームグラウンド「みずほPayPayドーム福岡」内で実施されます。具体的には、ドーム内のリサイクルボックスや売店から回収されたPETボトルが再利用の対象となります。

取り組みのスタート

このプロジェクトのスタートは、2025年の9月20日からです。初回の使用済みPETボトル回収は、コカ・コーラボトラーズジャパンが冠スポンサーとなっている試合「コカ・コーラボトラーズジャパンデイ」から始まります。試合開催日に参加者から回収されたボトルは、商業施設や日常生活の中で不用となったPETボトルの新たな行き先を作ります。

環境意識の向上を目指して

この取り組みでは、リサイクルボックスのデザインを変えて、来場者にリサイクルの重要性を知ってもらうことが狙いです。球場内の大型ビジョンや各種広告を用いて、PETボトルの分別について広くアピールし、回収率を高めていく計画です。また、こちらの取り組みを通じて、地域社会の資源循環を促し、環境保護に対する意識を高めることも目指しています。

持続可能な未来へ

コカ・コーラボトラーズジャパンは、リサイクルの重要性を理解し、循環型社会を実現するために「容器＆リサイクル」を重要課題として掲げています。今回のソフトバンクホークスとの協働によって、PETボトルの循環利用が促進されることは、日本全体の環境問題への貢献にもつながります。この二社が手を組むことによって、新たな可能性が広がると期待されています。

この「ボトルtoボトル」プロジェクトは、私たちが身近なところからできる環境への配慮を実現する一環となります。球場での試合観戦を楽しみながら、リサイクル活動にも参加してみませんか？