ジオコードがAI活用のWordPressセキュリティ診断ツールをリリース

AIを活用したWebサイトセキュリティの新サービス

株式会社ジオコードは、6月4日にWebサイト管理システム「WordPress」向けの新しいセキュリティ診断ツールのβ版をリリースしました。このツールは、Webサイトの脆弱性をAIによって自動的に検出・評価し、専門知識がない方でも自社サイトのセキュリティ状況を把握できる画期的なプラグインです。

背景

近年、非常に多くのWebサイトがサイバー攻撃のターゲットになっており、その手口がますます巧妙化しています。Webサイトオーナーはその重要性を理解しているものの、時間や専門知識が不足しているため、十分な対策を取るのが難しいのが現状です。特に「WordPress」は、その手軽さとカスタマイズ性から世界中のWebサイトの約43.5%が使用しているため、そのセキュリティ対策は特に重要です。

ジオコードはこのような課題に対処すべく、5月14日にこのツールの開発に着手し、ついにβ版をリリースする運びとなりました。AIの力を活用することで、より多くのWebサイトオーナーが自社サイトのセキュリティを手軽に把握でき、それに対する対策を講じられることを目指しています。

診断ツールの主な機能

このプラグインは、多くの要素を基にWebサイトのリスクレベルを評価します。特に以下の要素をチェックし、自動的に脆弱性を抽出します：

- サーバー情報：OSやサーバーソフトウェアの情報を確認。
- WordPressバージョンチェック：バージョンや既知の脆弱性を把握。
- PHPバージョンチェック：セキュリティサポート状況の確認。
- インストール済みプラグインチェック：脆弱性や使用状況の確認。

さらに、AIによる診断結果が専門知識のない方にも分かりやすく要約され、安心して利用できる工夫がされています。

早期発見と通知機能

本プラグインは、定期的にウェブサイトのセキュリティチェックを行い、問題が発見された際には迅速に通知する機能も備えています。これにより、サイトオーナーは常に自身のサイトの安全性を意識し、迅速に対策を講じることが可能になるんです。

加えて、毎週のレポート機能が付いており、何事もなくても安心の状況報告を受け取ることができます。もしセキュリティ上の問題が発見された場合、具体的な内容とともに推奨される解決策も提示されます。

今後の展開

ジオコードは、今後このプラグインの機能をさらに拡充する計画です。Webサイトのセキュリティを向上させるための新しい機能の追加を検討中であり、既存の「WordPress セキュリティプラン」と連携することで、より専門的で包括的なサポートを提供する予定です。このプランにより、トラブル発生時の迅速な修正や問い合わせへの対応が可能になります。

ジオコードの実績

ジオコードは、Webサイト制作の実績を60年以上持つ企業であり、これまでに4,800サイト以上の制作を行ってきました。SEO対策やWEB広告サービスも手掛けており、マーケティング戦略からWebサイトの制作まで一貫して提供できる点が強みです。

そもそも、ジオコードはWebマーケティング事業としての専門知識と経験を持ち、企業の成長とDX推進に貢献できるプラットフォームを提供しています。顧客のニーズに応じたトータルサポートが可能であり、売上を伸ばしたい企業には最適な選択肢だと言えるでしょう。

今後もジオコードは、Webサイトのセキュリティに関して最新の取り組みを実施していく予定です。プラグインの正式リリースに関する具体的な情報は、改めてお知らせすることがあるので、ぜひご注目ください！