株式会社テラスカイが新バージョンを発表!
2025年12月14日、株式会社テラスカイは、そのSalesforce用画面開発ツール「SkyVisualEditor」を最新のVer.24.0にアップデートしました。このバージョンでは、特に業務効率を高めるための多くの新機能や改善が行われています。
新しいフレキシブルデータテーブルの機能
今回のアップデートで注目すべきは、フレキシブルデータテーブルに関する改善です。このコンポーネントは、任意のオブジェクトレコードをExcelのようなレイアウトで簡単に表示できるものです。具体的には、次のような新機能があります。
- - 参照関係、主従関係項目の編集:フレキシブルデータテーブル上で、参照関係や主従関係にある項目も簡単に編集することが可能になりました。これにより、商談レコードに関する情報を数百件まとめて貼り付け、一度に最大500件まで更新することができます。さらに、インライン編集機能では、入力値に基づき候補一覧が表示されるため、目的のレコードをスムーズに見つけやすくなっています。
- - Excelファイル出力機能の向上:新たに追加された「Excelエクスポート(グループ化)」機能では、フレキシブルデータテーブル上に表示されているレコードを、シートごとに自動で整理してExcelファイルとして出力可能です。これにより、特定のチームや部門に関連するデータを分けて共有することが容易になります。
- - 絞込条件設定の向上:フレキシブルデータテーブルへの絞込条件の設定が可能になりました。個別のユーザーや組織ごとに必要なレコードだけを表示することができ、業務において必要な情報を一目瞭然に管理できます。この設定は、直感的に行える通常入力と、SOQL形式での高度な設定が可能です。
SkyVisualEditor VFの新しい機能
SkyVisualEditor VFにおいても新たな機能が追加されています。これまで主オブジェクトの項目に限られていた検索条件の項目選択が、最大5階層まで親オブジェクトの項目にまで拡大されました。これにより、検索条件の設定がさらに柔軟になり、使用する際の利便性が向上しました。
使い道や効率化の可能性
これらの新機能は、特に営業部門やデータ管理を行うチームにとって、業務の効率化に大いに貢献することが期待されます。たとえば、商談や顧客情報の整理において、一気に数百件を管理することができるため、手間を大幅に削減することが可能になるでしょう。特に、チームでの情報共有を行う際に、データの整理が容易になるのは大きな利点です。
SkyVisualEditorについて
SkyVisualEditorは、プログラミングを必要としないSalesforceの画面開発ツールで、マウスのドラッグ&ドロップだけでVisualforceページを生成できます。また、Lightning Experienceにも対応しているため、既存のVisualforceページを簡単にLightning移行することが可能です。
さらに、導入手順や製品の基本情報、そしてナレッジサイトへのリンクを集約した「SkyVisualEditor Navi」も提供されています。これにより、製品に関する情報をスムーズに得ることができ、導入や運用に役立てることができるでしょう。
新しい機能を活用し、業務の効率化を図りましょう!