バッファローが受賞
2025-12-03 10:40:16

バッファロー、家庭のセキュリティを守る技術が発明奨励賞受賞

バッファローの革新技術が輝く



株式会社バッファローが開発した「危険UPnPブロック機能」が、中部地方発明表彰にて「発明奨励賞」を受賞しました。この受賞は、近年多くの家庭で使用されるIoT機器のセキュリティを守るための重要な技術として注目されています。

受賞の背景



近年、外部から家庭内のネットワークにアクセスするため、UPnP(Universal Plug and Play)機能を利用したポート開放が一般的になっています。この機能により、ユーザーは手間なくデバイスを接続できますが、一方で悪意ある攻撃者による不正なアクセスのリスクも高まっています。バッファローの「危険UPnPブロック機能」は、こうしたリスクを軽減することを目的に設計されました。

具体的な機能



この機能は、ルーターがネットワーク通信を監視し、セキュリティリスクが高いポート開放の要求を検知すると、その要求を自動的にブロックします。また、拒否された理由をユーザーのスマートフォンにプッシュ通知で知らせるため、ユーザーは「許可」か「拒否」を選択できます。これにより、ユーザーが意図しないポート開放を未然に防ぎ、安全なネットワーク利用が可能になります。

開発者の声



本発明の設計と開発には、国立研究開発法人情報通信研究機構の「WarpDrive」プロジェクトにおいて、横浜国立大学の専門家が関わりました。このように、専門的な知識と技術が結集した成果が今回の受賞につながったといえるでしょう。開発チームの稲田哲也氏は、「安全なIoT環境を提供するため、技術の向上に努めてきた結果が評価されたことを誇りに思います」と話しています。

受賞製品のラインナップ



この技術は、Wi-Fiルーターに搭載されています。例えば、以下のような製品で利用されています:

  • - WXR18000BE10P: Wi-Fi 7対応トライバンドルーター (速度: 11529+5764+688Mbps)
  • - WXR9300BE6P: Wi-Fi 7対応トライバンドルーター (速度: 5764+2882+688Mbps)
  • - WSR6500BE6Pシリーズ: Wi-Fi 7対応デュアルバンドルーター (速度: 5764+688Mbps)

各製品の詳細はバッファローの公式サイトで確認できます。これらのルーターは、家庭内ネットワークのセキュリティを強化し、利用者が安心してIoT機器を使える環境作りに寄与しています。

今後の展望



バッファローの「危険UPnPブロック機能」は、セキュリティ意識の高まりとともに、それを支える技術としての重要性が増しています。今後もより多くの家庭で、この技術が普及し、安全なデジタルライフを支えることが期待されます。

家庭ネットワークの安全を考えるならば、バッファローの製品はぜひチェックしてみてください。この受賞を契機に、より多くの方々にそのメリットが広がることを願っています。


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