宇宙ビッグデータを駆使する天地人が新役職を創設、未来に挑む

株式会社天地人が新たにVPoEを共同設立

東京都中央区に本社を置くJAXA認定の宇宙ベンチャー、株式会社天地人が2025年11月1日付でVPoE（Vice President of Engineering）職を新設し、白井康雄氏と高瀬賢二氏が共同で就任することが発表されました。この役職はエンジニアリング組織全体の技術戦略を立案し、組織運営を行うものとなります。

「宇宙ビッグデータを使い人類の文明活動を最適化する」

株式会社天地人のミッションは非常に野心的であり、持続可能な地球環境の実現を目指しています。具体的には、宇宙から得られるビッグデータを利用して社会インフラの課題解決に挑む「宇宙水道局」などをはじめとする様々なプロダクトを開発しています。これにより、地球環境に対する取り組みを強化し、より良い未来を築くための行動を促進しています。

VPoE職創設の背景と意図

この役職の創設は、急速に進化するテクノロジー環境の中で、アプリケーションやプロダクト開発のスピード向上と品質の確保が求められたことから実現しました。VPoEには、白井氏がフロントエンド領域を、高瀬氏がバックエンドおよびインフラ領域をそれぞれ主導し、技術力の最大化を図る役割が期待されています。

白井氏は、「AI・衛星データ解析・Webなど多様な領域で活躍するエンジニアが集まる弊社の特長を活かし、さらに創造的な価値を社会に提供していきたい」と意気込みを語ります。また、全エンジニアが自分の専門領域で輝ける職場環境を築く意志を見せています。

高瀬氏は、「天地人のコアバリューにある“宇宙視点で考え、地球の未来を描こう”の理念に共感し、ニッチなサービスであっても宇宙的視野を持つ組織でなければならない」と、今後の取り組みについての意気込みを述べます。彼は、従来の常識が次々と変わる中で、柔軟性が求められると考えており、これからの挑戦を通じて新たな知恵を生み出す組織を目指します。