ヤノベケンジの宇宙猫神話が大阪に上陸！大規模アート展開催

ヤノベケンジの宇宙猫神話が大阪に上陸！

2025年の10月、一般財団法人おおさか創造千島財団が主催する大規模なアート展『Open Storage 2025 KENJI YANOBE LUCA：THE LANDING』が、約1,000㎡の広大な空間「MASK（MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA）」で開催されます。この展覧会は、特に大阪のアートシーンにおいて重要なイベントとなることでしょう。

展覧会の見どころ

本年の展覧会は、著名なアーティスト・ヤノベケンジをメインアーティストに迎え、彼の代表作《LUCA号》が中心に展示されます。この作品は猫耳を持つ太陽の塔型宇宙船を模しており、これを使った《SHIP’S CAT》シリーズ作品との共演も楽しめます。特に《BIG CAT BANG》での壮大なインスタレーションとの融合は、アートの新しい形を提示することでしょう。

加えて、展示終了後には《LUCA号》を解体し、その断片がクラウドファンディングの支援者に届けられるというユニークなプロジェクトも実施されます。これにより、作品が人々の手に渡り、アートを分かち合う新しい形態が実現します。

オープニングイベントと特別プログラム

オープニングイベントは10月4日（土）に予定されています。この日はヤノベケンジ自身によるトークセッションが行われるほか、レゲエミュージシャンDOZAN11 aka 三木道三と、ミュージックビデオを手掛けたBL4CK PEARLによるスペシャルライブも予定されています。音楽とアートが交錯するこの特別な夜は、訪れる人々にとって忘れられない体験となることでしょう。また、例年好評の「対話型作品鑑賞プログラム」も今年も実施され、アートの秘密に迫る探検ツアーが行われます。

サウナイベントも同時開催

さらに、会場近くのクリエイティブセンター大阪では、「北加賀屋MULTI BARTHE」というサウナイベントが同時開催されます。このイベントでは、内気浴体験が可能な新作《SHIP’S CAT SAUNA》が発表され、参加者はまるで宇宙空間を漂っているような特別な体験ができる空間が用意されています。

タカラスタンダード株式会社の協力により、昭和レトロな《SHIP’S CAT》のホーロー看板が展示され、北加賀屋のまち全体が作品の世界観に包まれる魅力的な展示が行われます。