3Dプリンティングの未来を探る「TCT Japan 2025」が東京で開催
2025年1月29日から31日までの3日間、東京ビッグサイトで「TCT Japan 2025」、つまり3Dプリンティング&AM技術の総合展が開催されます。この展示会は、JTBコミュニケーションデザイン(JCD)と、欧米およびアジアでの展示会を主催するRapid News Publications Ltd.(RNP)との共催です。
進化する3Dプリンティング技術
近年、3Dプリンティングやアディティブ・マニュファクチャリング(AM)技術は製造業において急速に進化を遂げてきました。特に、航空機や自動車の軽量部品、さらには医療分野への進出など、AM技術は単なる試作品の製作に留まらず、最終製品の製造にも対応する技術として評価されています。国内でもこの技術は高く注目されており、多くの企業が新技術の導入に踏み切っています。
展示内容について
今回の「TCT Japan 2025」では、初出展の企業を含む118社が参加し、240件以上の製品やサービスを展示します。特に、注目すべきは各社のユニークな技術や、最新の3Dプリンターに関する情報をその場で得ることができることです。また、セミナーも豊富で、3日間にわたり43のセッションが予定されています。
出展企業の紹介
注目の出展者としては、以下の企業が名を連ねています。
- - 日本HP(小間番号:3P-11): HP Jet Fusionシリーズの最新モデルを展示、精度とコスト効率の優れた製造ソリューションを紹介。
- - NTTデータ ザムテクノロジーズ(小間番号:3F-14): EOSやAMCMの高性能3Dプリンターの実力を披露。
- - 日本電子(小間番号:3U-14): 高出力で高密度な金属部品を製造する電子ビーム方式の3Dプリンターなど。
- - 大陽日酸(小間番号:3F-11): 海外の最新金属AM技術に基づくトータルソリューションを提供。
セミナーの内容
【TCT Japanカンファレンス】では、国内外の業界有識者による最新情報が発信されます。特に、1月29日(水)の初日は、国内外の市場動向やビジネス機会、海外での成功事例について話がされます。さらに、ファッション業界における3Dプリンターの活用方法に関するセミナーも開催予定です。
注目スピーカーの紹介
- - 小山 博子 氏(矢野経済研究所): AM市場の現状について解説。
- - Anne Pauley 氏(Google): 製品開発におけるアディティブ・マニュファクチャリングの活用について。
開催概要
イベント名:TCT Japan 2025 -3Dプリンティング&AM技術の総合展-
開催日:2025年1月29日(水)~31日(金)
場所:東京ビッグサイト 東3ホール
出展者数:118社・団体
入場料:無料(事前登録制)
公式サイト:
TCT Japan
ご興味のある方は、ぜひ事前登録をして、最新技術に触れるチャンスを逃さないようにしましょう!