カトマンズ大学と連携
2025-01-09 14:31:48

カトマンズ大学とヒューマンリソシアが手を組み学生支援を強化

日本でのキャリアチャンスを拡大する取り組み



カトマンズ大学とヒューマンリソシアが連携し、ネパールの学生に日本での就業機会を提供する新たな取り組みが始まります。このパートナーシップは、ITおよび建設分野に特化しており、優秀なネパールの学生が日本でのキャリアを築く手助けを行います。日本国内ではITおよび建設エンジニアが不足しているため、海外からの人材を活用することで、持続可能な社会の実現に寄与するとともに、グローバルな視点を持つエンジニアも育成します。

ネパールの教育水準の向上



近年、ネパールにおける大学の教育水準は向上しており、特にカトマンズ大学は工学分野でトップクラスの公立大学として知られています。しかし、国内の雇用機会が限られているため、多くの若者が海外での職を求める傾向にあります。ヒューマンリソシアは、これまでにネパールの大学とも連携を強化し、海外就業支援を展開してきました。

カトマンズ大学と連携した具体的な支援内容



この新たな提携では、以下のような支援が行われます:
1. 日本語教育の提供:ヒューマンアカデミー日本語学校と連携し、ネパールの学生に日本語教育を実施します。これにより、学生は短期間で日本語力を向上させ、日本での就業に必要なスキルを身につけることができます。
2. 来日支援:在留資格の取得や来日手配、生活面でのサポートを行い、学生が日本で安心して生活できる環境を整えます。
3. 日本での就業支援:就職後は、日本国内の企業で正社員としてITまたは建設エンジニアとして働くことができるよう、就業支援を行います。

ネパール出身者の就業状況



現在、日本で働くネパール出身者は約14.6万人に達しており、特に飲食業やサービス業での就業が多いですが、ITや建設業での就業者はまだ少ないのが現状です。このプログラムを通じて、ネパール出身者がエンジニア職で活躍する機会が増えることが期待されます。

日本企業への貴重な人材供給



カトマンズ大学の工学部学部長であるポカレル氏は、今回の提携により多くの卒業生が日本企業で働くことを非常に楽しみにしています。この取り組みにより、日本企業にとっても貴重な人材の確保が期待されており、学生にとってもキャリアの幅が広がることになります。

今後の展望



ヒューマンリソシアは、日本国内のIT・建設エンジニアの需要が高まる中で、優秀な海外人材を活用する取り組みを一層強化していく考えです。このメモランドゥムに基づき、多様な価値観を持ったエンジニアたちが日本の職場で新しい視点をもたらすことが期待されています。国際社会において、持続可能な成長を求める中で、ネパールの学生たちに新しいチャンスを提供するこの取り組みは、まさに未来の可能性を広げるための重要なステップといえるでしょう。


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