新型「抹茶マシンPro」の登場
抹茶の人気が高まる中、業務用「抹茶マシンPro」が8月5日に発売されます。日本が誇る抹茶文化が、手軽に楽しめる新しい方法でレストランやカフェに登場します。アメリカ・カリフォルニアのWorld Matcha株式会社が手掛けたこのマシンは、注文がボタン一つで可能という手軽さが新たな飲食体験を提供します。
抹茶ブームの背景
最近では、健康志向の高まりもあって、抹茶ラテやダッチコーヒーに代わる選択肢として抹茶が注目を集めています。特にインバウンド消費を意識した飲食店やホテルは、抹茶を取り入れたいというニーズが高まっています。しかし、手間をかけることができず、人手不足や原材料費の高騰も影響しているため、手軽に本格的な抹茶を提供できる仕組みが求められています。
「抹茶マシンPro」の特長
「抹茶マシンPro」は、誰でも簡単に本格的な抹茶ショットを約40秒で作れることが最大の特長です。操作はボタン一つで、挽きたての抹茶を瞬時に提供します。これにより、スタッフが特別な技術を習得しなくても、品質の高い抹茶をお客様に提供できるのです。
仕様とデザイン
この新しいマシンは、オリジナルホワイトとSUMIブラックの2色が用意されており、店舗のインテリアにも溶け込みやすいデザインです。幅40cm、奥行23cm、高さ44cmで、10.5kgと比較的軽量です。
高効率オペレーション
ダブルミルユニットを搭載しており、同時に2杯分の抹茶を調製することが可能です。これにより、従来の抹茶マシンと比べて大幅に効率が向上しました。7段階の濃さ調節もできるため、ドリンクだけでなくフードメニューにも活用できます。
導入店舗の声
導入を先行して行っている店舗からは、挽きたての風味が際立ち、迅速かつ均一に美味しい抹茶を提供できることから好評を得ています。特に、海外のお客様が多い店舗では、抹茶への関心や期待が高いとのことです。具体的には、銀座の「Roar Coffee」店では、挽きたての抹茶を楽しむ様子が注目され、カウンター上に設置することで体験をより魅力的にしています。
モダンなプロダクトデザイン
デザイン担当の枝廣ナオヤ氏は、日本の建築からインスピレーションを受け、抹茶の制作過程が見える大きな窓が特徴です。日本文化と未来的な要素が調和したデザインは、単なる商品ではなく、店舗内の美しい装飾としても機能します。
まとめ
抹茶マシンProは、手軽に高品質な抹茶体験を提供することで、飲食業界の新しいスタンダードとなることが期待されています。質を求める店舗やお客様にとって、今までにない利便性と新しい発見を提供してくれる存在です。興味のある飲食店やカフェは、この機会にぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。