未来の棟梁集結
2025-01-30 15:32:49

海老名で未来の棟梁たちが集結!平成建設の技能実習レポート

海老名で未来の棟梁たちが集結!平成建設の技能実習レポート



2025年1月、海老名市今里にある「EBINA BASE」で、株式会社平成建設が主催する技能実習が行われました。ここには「棟梁」を目指す35名の若手大工が集まり、『建築大工技能検定』の模擬テストを受け、日々の練習の成果を発揮しました。このイベントは、高齢化が進む建設業界において次世代の職人育成を目指す重要な取り組みといえます。

平成建設の大工育成の挑戦



平成建設は創業以来、大工の育成に力を注いできました。現在、在籍する大工は120名を超え、そのうち42名が一級建築大工技能士、28名が二級の資格を持っています。毎年の新卒採用を通じて、若手からベテランまで多様なレベルの大工がそろい、切れ目のない育成環境が整っています。定期的に行われる技能実習では、技術の向上と有資格者の増加を図っています。

未来の棟梁を育む多能化



平成建設の大工たちは、ただ特殊な技術を磨くのではなく、設計や現場監督など、多岐にわたる知識と技能を身につけることを目指しています。これにより、柔軟に現場の状況に対応し、効率的に仕事を進めることが可能になります。また、それぞれの大工は独自の強みを見出し、漆を極める者や、船のレストアを行う者など、多彩なスキルを持って活動しています。

技能検定模擬テストの様子



模擬テストは、実際の試験に即した環境で行われ、参加した大工たちは真剣な表情で各課題に取り組みました。課題には「建築大工技能士 二級」と「建築大工技能士 一級」があり、制限時間内に完成させることが求められました。

特に一級課題は難易度が高く、各部材の加工と刻みが求められ、美しい仕上がりを目指す高度な技術が必要です。この模擬テストは、次回の資格取得に向けた重要なステップとなります。

参加した若手大工たちは、試験への熱意を語り、先輩からのアドバイスを受けて成長する姿が印象的でした。彼らは職人としての誇りを持ち、期待に応えられるよう努力しています。

EBINA BASEの魅力



「EBINA BASE」は、平成建設が首都圏での大工たちの育成を目的に整備した場所です。広いスペースを生かして、さまざまな機材を用いた木材加工が行える環境が整っています。職人たちの技術が最大限に発揮されるよう、道具のメンテナンスができる研ぎ場や収納スペースも設置されています。この拠点を活用することで、より質の高い建築が生まれています。

平成建設のビジョン



平成建設は、創業者の秋元久雄氏が、職人不足の未来を見据えて、職人育成や伝統技術の継承に取り組んできた建築会社です。今後も職人のスキル向上に注力し、建築業界に対する革新を続けていくことでしょう。次回の技能実習は6月に予定されており、見学や取材希望の方はぜひ主催者にお問い合わせを。

平成建設が描く未来の棟梁たちの姿を、ぜひご注目ください!


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