株式会社グローバル・リンク・マネジメントがAランクを獲得
2025年5月29日に、株式会社グローバル・リンク・マネジメント(GLM)は、株式会社三菱UFJ銀行(MUFG)による「MUFG 人的資本経営評価」にて初めてAランクを取得しました。この評価型ローンは企業の人的資本経営への取り組みを評価し、特に進んでいる会社に機会を提供するものです。今回は、この取り組みがどのように実施されているのか、また今後の展望について紹介します。
MUFGの評価は高い基準で実施
GLMが取得したAランクは「特に進んでいる人的資本経営」を意味し、MUFGリサーチ&コンサルティングによる独自の評価基準に基づいています。この評価は企業が持つ人的資本の価値をどれだけ体現できているかを測るもので、GLMはその取り組みが評価された結果です。
人的資本経営の取り組み
GLMでは、サステナビリティ方針に基づく重要課題の特定や、経営戦略と人材育成の連携を進めています。特に注目すべきは以下の点です:
1.
ワークショップの実施
経営メンバーはワークショップを通じて企業理念に基づいた「求める人材像」を策定しました。これにより、企業文化が強化され、社員のモチベーションも向上しています。
2.
人材育成の可視化
中期経営計画「GLM100」においては、必要な人材スキルを一覧化し、スキルのギャップを明確化することで、具体的な人材育成方針を打ち出しています。
3.
従業員エンゲージメント調査
定期的に実施しているエンゲージメント調査の結果を公開し、従業員の満足度向上に寄与しています。新たに設立されたPJ(プロジェクト)によって、エンゲージメント改善に取り組む姿勢が評価されています。
4.
育休制度の強化
男性や女性の育児休暇の取得者数を公表し、多様な働き方を実践することで、企業としての誠実性をアピールしています。2024年には女性の執行役員を選出するなど、経営にも女性の意見を反映させることに努めています。
課題と今後の展望
今回の評価結果を受けて、GLMはさらなる改善に向けた取り組みを進めることが求められています。特に、国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」に基づいた人権方針の策定、財務指標と人的資本の関連性を示すことなどが挙げられます。
また、経営戦略に連動した育成プログラムを実施することで、企業全体の成長を促進し、透明性の高い職場環境作りを目指します。
終わりに
GLMは人的資本経営をしっかりと実施し、より良い企業風土の形成を図っています。評価を糧に、今後のさらなる進化を期待しています。人的資本の重要性を再認識し、企業の成長を支える基盤を築く取り組みは、今後のビジネスの成功に直結するでしょう。
会社概要
- - 社名: 株式会社グローバル・リンク・マネジメント
- - 設立: 2005年3月
- - 資本金: 582百万円(2024年12月31日現在)
- - 代表: 代表取締役社長 金 大仲
- - 本社: 東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号 渋谷マークシティウエスト21F
- - 事業内容: 不動産ソリューション事業
- - 公式ウェブサイト: https://www.global-link-m.com/