ブラザーの進化したスポットクーラー「PD-7100シリーズ」
最近、暑さが増す中で熱中症のリスクが高まっています。このような状況の中、ブラザー工業株式会社が新しく発表したスポットクーラー「PD-7100シリーズ」が注目を集めています。今回のシリーズには、置き型モデルの「PD-7100F」と「PD-7100S」の2機種が含まれており、特に製造業や物流、さらには教育やスポーツの現場など、多様な環境に対応した機能がフィーチャーされています。
スポットクーラーの重要性
全館空調が難しい作業現場では、スポットクーラーが効率的な冷却方法として重宝されています。特に行事や公共施設において、熱中症対策はますます重要視されています。しかし、従来のヒートポンプ式のクーラーは、冷却過程で周囲に熱風を発生させ、その後の対策が求められることが多かったのです。これまでのスポットクーラーの多くは、その排熱処理やフロン類の使用によって環境に負荷をかけてしまう側面がありました。
ブラザーの革新技術「TwinAqua」
ブラザーはこれらの課題を解決するために「TwinAqua」という独自の冷却技術を開発しました。この技術は、気化熱を利用して高い冷却効果を持ちながらも、周囲に熱風を発生させることがなく、快適な環境を維持することが可能です。これにより、人々がいる空間を快適に保つことができ、運営側の負担も軽減されるのが大きな特長です。
環境配慮と経済効果の両立
「PD-7100シリーズ」は、フロンを一切使用していないため、冷媒の管理や廃棄コストをゼロに抑えることができます。フロン排出抑制法にも該当しないので、法定点検や廃棄費用も不要です。この省エネ設計は年間CO2の排出量を約75%削減でき、カーボンニュートラルに寄与します。
また、「PD-7100F」と「PD-7100S」の二つのモデル展開によって、さまざまなニーズに応じた使用が可能です。「PD-7100F」は首固定型で、一方「PD-7100S」は首振り機能があり、より広い範囲をカバーできます。いずれもヒートポンプ式によらないため、安心して使用できます。
結論
ブラザーは今後も環境に優しい技術を追求しながら、働く人々の労働環境を改善する取り組みを続けていくでしょう。これからの猛暑の時期、そして熱中症対策に役立つ「PD-7100シリーズ」は、業界に新たな基準を提供する存在となりそうです。
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