短期間での導入が可能なタッチパネル券売機レンタルサービス開始

クラウドパス、タッチパネル券売機のレンタル開始

電子チケット販売システム「CLOUD PASS」を運営する株式会社ユニエイムは、イベントや観光施設向けに新たにタッチパネル券売機のレンタルサービスを展開しました。このサービスは、1日から短期間でも導入できるため、初期投資を抑えながら柔軟なチケット販売が可能です。

近年、オンラインでのチケット購入が一般化している一方で、現地でもチケットを購入できる手段を求める声が多く聞かれます。特に、スマートフォンを使い慣れていない来場者への対応は重要な課題です。そのため、現場の要望に応える形で、短期開催や繁忙期に対応したレンタルサービスが開始されました。

導入の背景

訪日外国人観光客が増加する中、チケット購入時の混雑や、スタッフの言葉の壁を解消するニーズが高まっています。そこでクラウドパスは、誰でも直感的に操作できるタッチパネル券売機を提供することにしました。このレンタルサービスは、導入のハードルを低くし、イベントや施設の運営をサポートします。

具体的な導入メリット

1. 手軽さとリスクの少なさ
通常、券売機の導入には高額な購入費用と設置・保守が伴いますが、クラウドパスのレンタルサービスでは、必要なだけの期間だけを利用可能です。これにより、導入コストを大幅に抑えられます。

2. 無人販売システム
人件費を削減でき、混雑時でも無人での販売が可能です。これにより、イベント運営はよりスムーズに行えるようになります。

3. 多様な決済方法に対応
現金、クレジットカード、各種QRコード決済に対応しており、来場者に対する利便性が向上します。また、外国人観光客向けにも十分な対応が可能です。

4. 経理が容易に
レンタル形式のため資産計上や減価償却の手続きが不要になり、経理部門にも優しいサービスとなっています。

さらに、タッチパネル券売機は多言語対応で、指定した日時や座席、引換券の発行など、施設のニーズに応じた販売方式が整っています。これにより、来場者にとってストレスの少ないチケット購入体験が実現できます。

導入事例と期待される活用シーン

クラウドパスの券売機レンタルは、レジャー・観光施設や美術館、博物館、各種短期イベントなど、多岐にわたるシーンでの活用が見込まれています。例えば、屋内体験型施設「Blue-ing!」では、券売機を導入し、来場者の利便性を高めることに成功しました。また、神戸ポートタワーでも、フィールドの無人化や多言語対応による運営の効率化が実現されています。

今後は、電子マネー決済の対応を進める予定で、更に多様なニーズに応えるべく機能強化が期待されます。