千年カルテの展望
2025-02-21 15:06:46

医療情報の新時代到来!「千年カルテ」プロジェクトの展望と課題を探るセミナー開催

医療情報の新時代到来!「千年カルテ」プロジェクトの展望と課題を探るセミナー開催



日本計画研究所(JPI)が主催する注目のセミナー「医療情報の集積・利用プロジェクト『千年カルテ』その現況、課題と今後の展望について」が、2025年3月11日に開催されます。本セミナーでは、医学博士であり、京都大学と宮崎大学の名誉教授でもある吉原博幸氏が講師を務め、医療情報の集積とその利用の重要性について掘り下げます。

プロジェクトの概要



“千年カルテ”は、2002年に始まった“ドルフィンプロジェクト”を基盤としています。このプロジェクトは、全国どこからでも診療情報にアクセスできる環境を整えることを目指し、日本初の電子健康記録(EHR)システムを立ち上げました。その後、2015年に施行された次世代医療基盤法に基づき、さらなる情報の集約と活用を推進しています。

このプロジェクトの重要な目的は、蓄積された医療情報を二次利用することで医療の質を向上させ、安全性を確保し、臨床研究を進めることです。既に国内の118の医療機関が千年カルテに参加しており、約1000万人のユニーク患者がデータに登録されています。その中で267万人は二次利用が可能で、既に成果もあがっています。

講義内容のハイライト



セミナーの中で提供される内容は以下の通りです:
1. EHR/PHRの現状
現代の医療において、患者情報をどのように効率的に管理し、利用するかが鍵となっています。
2. 医療データの二次利用
情報の二次利用は医療研究や治療効果の向上にどのように寄与しているのか。
3. 次世代医療基盤法運用の問題点
制度の実施に伴う課題やその解決策についての考察。
4. 関連質疑応答
参加者からの質問を受けて、深い議論を展開します。
5. 名刺交換・交流会
新たな人脈形成やビジネスチャンスの発掘が期待される場です。

セミナー終了後には、アーカイブ配信も行われ、質問や講師との対話の機会も設けられています。これにより、参加者は講義内容を振り返りながら、自身の理解を深めることができます。

受講案内



参加申し込みは公式サイトから可能です。受講方法なども柔軟に選べるため、忙しい方でも自分のスタイルに合わせて学ぶことができます。受講料は1名37,640円(税込)、複数名での申し込みで割引が適用されます。

このセミナーを通じて、医療情報の未来を築く一助となることを目指しています。興味がある方はぜひお申し込みください。

詳しくはこちらをご覧ください。


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