縄文の魅力を再発見
2025-12-12 16:20:26

2026さっぽろ雪まつりで縄文時代の魅力を再発見!

2026さっぽろ雪まつり:縄文時代の心を感じる大雪像



2026年2月4日から11日まで開催される「さっぽろ雪まつり」の目玉、大通4丁目STV広場に設置される大雪像「祈り〜縄文からのメッセージ〜」が注目です。この雪像は、
縄文時代の象徴とも言える国宝の中空土偶を題材にしており、現代人に自然との共生の意義を問いかける作品となっています。

縄文時代の心を現代に伝える



雪像に使われる素材は、さっぽろ雪まつり大雪像制作委員会・第3雪像制作部会の熟練の技術によって表現されます。大雪像の中心に位置するのは、「中空土偶愛称:茅空(カックウ)」です。この土偶は約50年前に南茅部町で偶然発見され、縄文人が自然との共存を重んじていたことを物語っています。土偶の特徴的な表情は、人類がどう自然に影響され、生かされているかを静かに示すかのようです。

自然との関係を見つめ直す



縄文人は食物の恵みを与えてくれる海や森、川などの自然に感謝し、彼らの生活の基盤を形成していました。雪像製作のテーマとなっている「祈り」は、現代の私たちにも自然に対する感謝の心を思い出させる重要なメッセージです。生い茂る木々や鹿たちが豊かな自然を象徴し、水流が海や川を表現しています。これにより、雪像全体が「人は自然の一部である」という縄文の精神を表現しています。

雪を通してのメッセージ



「人は、もっとも小さな自然」という想いを込めて、白い雪の中に祈りを刻んでいます。雪が降り、風が吹く北の大地に立つ時、私たちは自然とのつながりを実感します。この雪まつりを通じて、世界中の人々に縄文の精神を発信し、自然との新たな関係を築くことが期待されます。

大雪像の詳細



今回の大雪像は幅20m、高さ13m、奥行18mという雄大なスケールを誇り、必要な雪の量はおよそ5トントラック520台分に及びます。この壮大な雪像が完成する様子は、見る者を圧倒する迫力があります。ぜひこの機会に、縄文時代の魅力と自然との繋がりを感じながら、さっぽろ雪まつりを訪れてみてください。

開催概要


  • - 場所: 大通4丁目STV広場
  • - 開催日時: 2026年2月4日(水)〜11日(水・祝)
  • - 雪像制作: さっぽろ雪まつり大雪像制作委員会・第3雪像制作部会
  • - 監修協力: 一般財団法人 道南歴史文化振興財団

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