ガジャ・マダ大学のAI講座
2025-12-04 09:20:28

ガジャ・マダ大学でのAIと知識科学をテーマにした寄付講座が開講へ

ガジャ・マダ大学での新講座開講



2025年12月4日、インドネシアのジョグジャカルタに位置するガジャ・マダ大学(UGM)にて、株式会社ナレッジクリエーションテクノロジー(KCT)が寄付講座「知識科学とAIを活用した新ソリューション創生講座」を開講します。この講座は、今後ますます重要となるAIの活用と開発に向けた人材育成を目的としています。

開講の背景



近年、AI技術は急速に進化し、単なるツールとしての利用から、共創の時代へと移りつつあります。そのため、AIを効果的に活用できる人材の育成は急務となっています。特に、日本では2030年に最大で12万4千人のAI人材が不足すると予測され、AIを活用した新しいサービスや商品の開発には、より多くの専門家が必要とされています。この状況に対し、KCTはUGMと連携し、AI関連の高度人材を育成するための寄付講座を設けました。

講座の目的



この講座では、受講生がAI技術に精通し、社会が求めるスキルを身につけることを目指しています。完成するプログラムでは、受講生はAIシステムの開発技術を学び、さらにインターンシップを通じて実践的な経験も積むことができます。また、熊本での文化体験も組み込まれており、日本での就職意欲を高める狙いがあります。

講義内容



「知識科学とAIを活用した新ソリューション創生講座」は、UGMのコンピュータサイエンス学部や工学部の学生を対象にした特別講座です。講義内容は、生成AIに関する応用研究をベースにしています。講師陣には、KCTの研究者や知識科学の専門家が含まれており、彼らの知識と経験を直接学ぶことができます。以下が講義の主な内容です:

  • - 第1講:我が体験的イノベーション経営
シニアイノベーターの視点からAI時代の方向性を考察します。
  • - 第2講:KCTが創造する未来社会
KCTの代表取締役が、自社のビジョンについて語ります。
  • - 第3講〜第5講:AIシステム開発技術概説
それぞれの講師がAIシステム開発に特化した講義を行い、実践的な技術を学びます。
  • - 第6講:総括
講座全体の振り返りと今後の展望について討論します。

最後に



この寄付講座は、AIや知識科学の分野において次世代のリーダーを育成することを目的としたプログラムです。学生たちは、講座やインターンシップを通じて社会での実践的な知識を習得し、より広い視野を持つ人材へと成長することが期待されています。KCTとUGMの協力によって、未来のAI人材育成の一翼を担うこの講座が、どのように発展していくのか注目です。


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