AIインサイドセールスがもたらす新たな商談獲得の革命
日本財託は、中古区分マンション投資サービスを展開する企業であり、顧客の関心が最も高まるタイミングでの商談獲得に課題を抱えていました。そこで導入されたのが、株式会社immedioが提供するAIインサイドセールス「immedio」です。このシステムは、夜間や休日などインサイドセールスの稼働がない時間帯でも、見込み顧客を自動的にフォローし、商談を生成することが可能です。
導入の背景と課題の認識
通常、日本財託のインサイドセールスチームは平日の11時から20時まで稼働しています。しかし、多くの見込み顧客は仕事帰りや休日前の夜間に情報収集を行います。このため、顧客が非公開物件閲覧サイトを訪れても、インサイドセールスのアプローチは翌営業日となり、せっかくの好機を逃してしまう状況が続いていました。
また、従来の追客手段、つまりメールやSMS、電話はすべてインサイドセールスの稼働を前提としており、夜間・休日の顧客フォローには対応できていないのが現実です。さらに、電話でのコンタクト率が低下していることも商談化の壁になっていました。
変革の一歩を踏み出す
そのような中、2025年に行われた非公開物件閲覧サイトのリニューアルも大きな要因でした。従来は申し込みを経て物件案内をする流れが主流でしたが、顧客からの「申し込めばすぐに見られると思っていた」という声を受け、無料閲覧の体験を提供する形に変更。新たな体験を提供することで、申し込み数は増加しましたが、同時に「閲覧」の後の商談へどうつなぐかが新たな課題となりました。
AIインサイドセールスの導入効果
immedioの導入後、日本財託では累計で約40件の商談をWeb接客経由で獲得しました。この仕組みは、全体の月間商談数約200件の一部を自動で補い、インサイドセールスが稼働していない時間帯でも商談を生み出しています。また、メール・SMSなどの従来の追客手法が使えない昼間以外では、このAIを活用することが成果を上げる鍵となっています。
商談の質向上にも取り組んでおり、当初のポップアップ文言を改善し、顧客のニーズをより正確に把握できる体制を整えています。これにより、ミスマッチの発生も減少し、商談は質の向上にもつながっています。
未来への展望
今後は、このAIインサイドセールスを活用し、より多くの商談獲得を目指しています。月間約3万人にメールマガジンを配信している日本財託では、高品質なランディングページへのimmedioの組み込みを検討しています。このように、新たな接客機能を取り入れることで、より高い受注率を実現し、効率の良い営業運営を行っていく方針です。
AIインサイドセールスの活用により、売上拡大を目指す日本財託の戦略は、他の企業にとっても新たなビジネスモデルの参考になるでしょう。今後もimmedioの活躍に期待が寄せられています。