ヤマト糊タピコが新たな使い方を提案！グッドデザイン賞受賞の理由

ヤマト糊の新たな挑戦！「ヤマト糊タピコ」とは？

文具の名門・ヤマト株式会社が新たに展開する製品、手で直接塗れるスタイルの糊「ヤマト糊タピコ」が2025年度グッドデザイン賞を受賞しました。この商品は、従来の糊とは一線を画す特長を持っており、手を汚さずに使えるだけでなく、安全性も考慮されています。どのようにこの商品が生まれ、またなぜ評価されたのか、詳しくご紹介します。

手が汚れない安心感

「ヤマト糊タピコ」は、特別なチューブデザインを採用しており、手を汚すことなく、容器から直接塗ることができる画期的な製品です。これは、子どもたちが糊を使う際に手を汚さないようにとの声を受けて開発されました。小さな穴が開いたキャップがこちらのスムーズな使用をサポートし、柔らかい容器設計は握る力の弱い子どもたちに最適です。使い勝手が良く、安全であることが、この商品最大の魅力です。

使用する原材料にこだわり

「ヤマト糊タピコ」は、天然由来のタピオカでんぷんを原料に使用しています。「ヤマト糊」の伝統を引き継ぎつつも、より安心して使える糊を追求した結果、この新商品の誕生に至りました。これにより、お子様だけでなく、家庭での安全な使用が重要視される中、安心してご利用いただける製品として好評を博しています。

デザインの特長と審査員の評価

審査員からは、従来のチューブ容器を「持って塗る」という新しいスタイルに特化したデザインが評価されました。子どもたちが使用することを想定しており、握力が弱い子どもでも簡単に扱えるように設計されています。容器全体の薄さや太さ、成形強度のバランスが見事に取られており、「持って塗る」楽しさを提供しています。受賞にあたっては、糊のデザインとしては正統でありながら革新性を持っているといった意見も多く寄せられました。

グッドデザイン賞受賞展

「ヤマト糊タピコ」は2025年度グッドデザイン賞の受賞作品として、111月に開催される受賞展に展示される予定です。
この展示会では、1500点以上の多彩なデザインが集結し、日本のデザインの最前線を体感することができる貴重な機会ともなります。会期は2025年11月1日（土）から5日（水）、会場は東京ミッドタウンです。入場は無料で、多くの方々に新たなデザインの魅力をお届けする場となります。

まとめ

ヤマト糊の新商品「ヤマト糊タピコ」は、手を汚さずに塗れる使いやすさと、安心安全な原料にこだわった製品です。子どもたちが自分で楽しめる分の糊として、また家庭でのさまざまな用途に役立つでしょう。受賞を機に、今後の発展にも期待が高まります。より良い製品作りに努めるヤマト株式会社の取り組みに、今後も目が離せません。