新しい木の価値を楽しむ「KiGi AKIHABARA」の誕生
東京・千代田区の東神田に、株式会社サンケイビルが手掛ける初の木造オフィスビル「KiGi AKIHABARA」が誕生しました。こちらのビルは、株式会社熊谷組と住友林業のコラボレーションにより実現した、木と鉄のハイブリッド構造を採用。環境配慮を重視した設計で、開業以来、多くの関心を集めています。
ハイブリッド建築の魅力
「KiGi AKIHABARA」は、木造と鉄骨構造の9階建てから成るオフィスビルであり、2025年5月29日に竣工しました。中大規模木造建築ブランド「with TREE」に基づいたこのプロジェクトは、気候変動対策の一環として脱炭素を視野に入れた設計が特徴です。木は光合成によってCO2を吸収し、長期間にわたってその炭素を固定することが可能です。この特性を利用して、環境に優しいオフィスビルの実現に寄与しています。
このブランドのコンセプト「環境と健康をともにかなえる建築」は、木の持つ温かみを活かしつつ、機能性も重視した設計思想を反映しています。特に、建物の外観にはガラスを通して木製フレームを見せるデザインが施され、開放感ある空間を創出しています。
快適な職場環境を提供
「KiGi AKIHABARA」では、木質感あふれる室内空間が設計されており、従業員がもたらすウェルネスに配慮しています。バイオフィリックデザインを採用し、自然の要素を取り入れることで心理的な安らぎを提供しています。こちらのデザインは、心地よい働き方を実現し、生産性の向上にも寄与することを目的としています。
省エネルギーを追求
本物件は「ZEB Ready」を取得しており、高い省エネルギー性能を誇ります。これにより、運用時のエネルギー消費を50%削減し、長期的に見れば4,371tのCO2削減が見込まれています。
最先端の建築技術
「KiGi AKIHABARA」においては、国土交通省による「令和6年度優良木造建築物等整備推進事業」の先導枠に選ばれています。これは、地盤を傷めずに新たな建物を建設する技術や、耐震性能を強化する共同開発の施策が評価された結果です。
耐火性能にも対応しており、新しい木質耐火技術が採用されています。これにより、木材を使用した部分でも安全性が確保されています。特に、柱に用いられる「ドレスウッド®」は耐火被覆仕上げが施され、木の温もりを感じられるデザインとなっています。
未来につながる建築
「KiGi AKIHABARA」は、未来の持続可能な都市作りに貢献する新たなモデルケースとも言えます。木造建築の推進は、地域コミュニティとの共存、環境配慮の向上を目指すものとして、多くの人々に新しい価値を提供してくれることでしょう。
今後も「with TREE」を通じて、さらなる木の魅力を発信し続ける「KiGi AKIHABARA」にぜひ訪れてみてください。健康的で快適な働き方を提供するこのビルに、きっとあなたも魅了されることでしょう。