決済プラットフォーム改革
2026-08-17 11:47:50

日立と日本カードネットワークが手掛ける決済プラットフォームの運用改革

日立と日本カードネットワークが進める決済プラットフォームでの運用改革



株式会社日立製作所は、株式会社日本カードネットワークと共同でクレジット決済プラットフォームの改善プロジェクトに取り組んでいます。このプロジェクトは、クレジット決済の基盤を堅固にし、信頼性向上と俊敏性を両立させることを目的としています。特に、日立の「Hitachi Application Reliability Centers」(HARC)がその中心的な役割を果たします。

プロジェクトの背景


日本カードネットワークが運営するクレジット決済サービスは、全国において約85.8万台の決済端末と接続され、年間で約409億件のトランザクションを処理しています。これに伴い、決済市場の変化に迅速に対応する必要性が増しています。このような体制の中、日立はクレジット決済プラットフォームのモダナイゼーションを支援することになりました。

HARCの役割


HARCは、クラウドネイティブなモダナイゼーションに必要な運用の見直しを行い、初期段階からの開発と運用を一体として捉えます。これにより、SI(システムインテグレーション)やSRE(サービス信頼性エンジニアリング)の手法を通じて、クレジット決済の運用をより信頼性の高いものにしていきます。具体的には、サービスレベル目標(SLO)を設定し、段階的な実現方法を提示します。

今後の展望


このプロジェクトは、将来的にハイブリッドクラウドを活用することを前提に進められています。日立はAI技術を駆使して、決済プラットフォームのさらなる運用高度化を目指します。AIエージェントによる予知管理やアラートの自動化など、高度な運用手法を通じて、日本カードネットワークのビジョンに応じた柔軟な決済インフラを構築します。

顧客からの期待


日本カードネットワークのプラットフォーム開発部長である菊池氏は、このプロジェクトが決済サービスの信頼性と俊敏性を保ちながら、将来的な技術の進展に対応したサービス提供を実現するものだと述べています。日立の支援により、サービスの安全性を確保した上で変革を推進していく方針です。

TISIとの連携


また、システム構築を担うTISI株式会社も、このプロジェクトに重要な役割を果たしています。金庫ネットワーク事業部副事業部長の君塚氏は、クラウド基盤の設計と構築を進めており、日立のSREおよびPlatform Engineeringの知見を活かして、開発と運用のシームレスな連携を強化しています。

まとめ


日立と日本カードネットワークのこの協力関係は、信頼性の高い決済インフラを実現するための鍵です。今後の展開は、AIやクラウド技術を用いた革新を通じて、新たなステージへと進むことが期待されています。もちろん、これらの取り組みはハーモナイズドソサエティの実現に向けた日立の方向性とも密接に結びついています。2026年にはこのプロジェクトに関する詳細が「Hitachi Social Innovation Forum 2026 JAPAN」で紹介される予定ですので、今後の動向から目が離せません。


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