『5月35日』再演
2025-07-01 12:18:21

再演決定!竹下景子主演の『5月35日』が吉祥寺シアターで上演

竹下景子主演の『5月35日』が再演決定



高い評価を得た舞台『5月35日』が、2025年8月に吉祥寺シアターで再演されることが決まりました。この劇は、竹下景子さんが主演を務め、初演時には小田島雄志翻訳戯曲賞を受賞するなど、注目を集めていました。再演は2025年8月13日(水)から8月18日(月)まで。芸術の街、吉祥寺で、貴重な公演を楽しむチャンスです。

公演情報


  • - 公演期間: 2025年8月13日(水)〜8月18日(月)
  • - 会場: 吉祥寺シアター(東京都 武蔵野市 吉祥寺本町 1-33-22)

この作品の物語は、北京の民家に暮らす老夫婦を描いています。2019年、彼らは天安門事件から30年が経つ年に、妻が余命わずかの宣告を受け、夫も癌を抱えています。二人は、息子の不可解な死という痛みを抱え、長年の苦悩や罪の意識に向き合う決意を固めます。余命を感じる中で立ち上がり、30年間心の中で背負っていた重荷を解き放つシーンが魅力的です。

彼らは、「息子を弔う」という一つの目標に向かって動き出します。事件が起こった6月4日、息子の命日に天安門広場で彼を弔おうと決意するのです。実際に体験した者でなければ理解できない、深い悲しみと希望が作品の中で交錯します。また、この舞台は、香港における抑圧と民主的自由についての抗議でもあるため、演技に込められた思いは観客の心に強く響くでしょう。

作品の背景


『5月35日』は2019年に香港で初演され、その後、香港舞台演劇賞の5部門で受賞しました。しかし、国家安全維持法が施行された後、香港の文化が直面する状況を背景にした作品でもあります。この作品によって、制約の中にいる演劇人と、その周囲での人々をつなぎ、強く生きる姿を描写する強いメッセージが込められています。

2022年には日本初演が行われ、見事な成果をあげて小田島雄志翻訳戯曲賞を受賞しました。今回の再演では、より多くの人々にこの深いメッセージを伝える機会になることでしょう。

チケット情報


チケットは、カンフェティで購入できます。
  • - 一般チケット: 6,600円
  • - シニア割(65歳以上): 5,500円
  • - U25割(25歳以下): 3,300円(カンフェティ限定、割引あり)。

未就学児は入場できないため、注意が必要です。

チケットは以下のリンクから購入できます。
公式ホームページ
公式X

この機会に、ぜひ素晴らしい舞台を観に足を運んでみてはいかがでしょうか。感情を揺さぶる物語が、あなたを待っています。


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