エス・エム・エスが提供する障害福祉事業者向け新サービス「かべなし開業支援」とは

エス・エム・エスの新たな支援プログラム「かべなし開業支援」

株式会社エス・エム・エスは、東京港区に本社を置く企業で、障害福祉サービスに特化した新しい支援プログラム「かべなし開業支援」を発表しました。このサービスは、障害福祉事業者の開業を円滑にするために設計されており、事業計画の策定から法人設立、さらには税務届出までを一貫してサポートします。今日、福祉サービスの需要は増加傾向にはありますが、障害福祉事業者は中小規模の事業者が多く、経営に必要なリソースや専門知識が不足している現状があります。このような課題を解決するべく、エス・エム・エスは「かべなしクラウド」という業務支援システムを基にしました。

なぜ「かべなし開業支援」が必要なのか？

近年、社会の変化により障害福祉サービスはますます重要視されています。厚生労働省のデータによると、障害福祉サービス事業所数は2014年から2021年の間に約1.5倍に増加しました。しかし、一方で経営資源が限られているため、開業に際してのハードルは高いままです。法人設立や人材採用、資金繰りといった多岐にわたる課題が存在し、特に「専門知識がないため事業計画が進まない」といった声が多く寄せられています。

エス・エム・エスは、これまでの開業支援の経験から、こうした課題を踏まえたうえで新たに「かべなし開業支援」と「開業おまかせプラン」を提供することになりました。これにより、事業者が本来の業務に集中できる環境を整えることを目指しています。

「かべなし開業支援」の内容

「かべなし開業支援」では、開業を目指す事業者のために、専任の窓口担当者がつき、電話やチャットを通じて直接的に質問や相談ができる体制が整っています。さらに、オプションで提供される「開業おまかせプラン」では、以下の三つの主要サービスをパッケージ化し、手続きや専門知識の不足による障壁を取り除きます：

1. 事業計画立案支援：障害福祉事業に特化した事業計画書の作成をサポートし、周辺調査や営業リスト作成も行います。
2. 法人設立サービス：提携先の行政書士法人が法人登記に必要な書類を作成し、手続きをサポートします。すべてを簡単に進められるフォーム入力で完了できるので、負担は軽減されます。
3. 税務届出代行サービス：法人設立後に必要な税務手続きを、税理士が代行します。このサービスを利用すれば、手続き従事によるリスクを減らすことができます。