新値機器SGX0031
2025-09-04 15:47:36

EIZOが新しい映像監視機器「DuraVision SGX0031」を発表

EIZOが映像監視の新時代を切り開く



EIZO株式会社は、映像監視や遠隔操作に特化した新しい機器「DuraVision SGX0031」を10月17日に発表しました。本製品は、映像の安定化とリアルタイム配信を実現するストリーミングゲートウェイボックスです。価格はオープンとなっており、導入を検討している企業にとっても手に入れやすい選択肢となるでしょう。

背景


近年、セキュリティや社会基盤、製造業などの分野でデジタルトランスフォーメーション(DX)が急速に進行しています。その中で、映像データの取扱いが増加し、複雑化しています。特に、監視業務や遠隔操作業務では、遠方に設置された複数のIPカメラからの映像をリアルタイムで確認する必要がありますが、映像の乱れや遅延が課題となっていました。

EIZOは、これらの問題を解消すべく、これまでの10年以上にわたるIPデコード技術の開発経験を活かして、映像データを効率的に扱う新しい製品を提供することとなりました。このSGX0031は、IPカメラから送られる映像ストリームを受信し、通信規格に基づいて最適な形で配信することが可能です。

SGX0031の特長


マージモードと低遅延機能


SGX0031の特徴は「マージモード」にあります。これは、複数の映像ストリームを効率的に結合して1つの映像として配信する機能で、最大32本の映像ストリームを1つにまとめることができます。この技術により、データ通信量を大幅に削減しつつ、映像品質は保持されます。さらに、マージモードの遅延を最大75%削減する「低遅延モード」も搭載しており、遠隔操作業務など遅延厳禁な用途でもスムーズに利用できます。

互換性と配信機能


SGX0031によって再配信された映像は、EIZOのIPデコーディングボックスやIPモニターで受信・表示可能であり、全体がEIZO製品で構成されるため、互換性も安心です。その他にも、複数地点で同じ映像を同時に表示する「リレーモード」や、300種以上のIPカメラに対応した柔軟性も備えています。

環境配慮型の取り組み


EIZOでは、持続可能な社会を目指し、製品の包装材には環境負荷を低減する再生紙を採用しています。また、2040年までのNet Zero達成を目指す「低炭素移行計画」など、エコにも積極的です。これは、EIZOが掲げる「映像を通じて豊かな未来社会を実現する」という理念とも一致しています。

新しい「DuraVision SGX0031」は、ただの映像監視機器ではなく、企業の効率化や安全性を高める大きな役割を果たす製品です。詳細は公式サイトでご確認ください。 DuraVision SGX0031製品ページ

今後もEIZOの新製品や取り組みに注目です。


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