教育政策の革新を目指す、岩本悠氏が中教審委員に就任！

教育政策の最前線へ！岩本悠氏、中教審委員に就任

一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォームの代表理事である岩本悠氏が、文部科学省の中央教育審議会（中教審）の委員に選出されるとうれしいニュースが届きました。州を越えた教育の魅力化を目的としたこの団体の活動は、全国の地域とともに進化してきました。岩本氏は自身の豊富な経験を元に、教育政策に新たな活力を吹き込む所存です。

岩本悠氏の教育にかける情熱

岩本氏は、学生時代にアジア・アフリカを訪れた経験が、教育への関心を深める契機になりました。特に、アフガニスタンに学校を建設したことから、彼の教育に対する情熱が今日の活動に繋がっています。ソニーでのキャリアを経て、2007年には島根県海士町で「高校魅力化プロジェクト」を開始し、統廃合の危機にあった高校をモデル校へと生まれ変わらせました。

彼の指導する一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォームの主な事業である「地域みらい留学」は、全国各地の公立高校との提携を通じて、多様な学びを提供するプロジェクトです。この取り組みにより、生徒たちは地域特有の文化や価値観を体感し、新たな視点での成長を促されています。

中教審委員としての使命

岩本氏は中教審での役割を「教育の溝や分断を乗り越え、地域と都市、義務教育と高校、私立と公立などをつなげたい」と述べています。彼は子どもと社会の持続可能な幸せを追求することで、地域と教育の未来づくりに寄与することを目指します。

岩本氏の背景と顕著な業績

岩本氏はこれまでに、以下のような数多くの業績を残しています：

- 2015年：『日本を立て直す100人』（朝日新聞出版・AERA）に選出
- 2016年：日本財団より特別ソーシャルイノベーター最優秀賞を受賞
- 2018年：日本クリエイション大賞教育文化貢献賞を受賞

さらに、彼は内閣官房や経済産業省など、さまざまな委員会での経験も積んでおり、教育政策の策定に深く関与してきました。

地域みらい留学の魅力

「地域みらい留学」は、都道府県を越えて公立高校に進学する新しいスタイルの留学制度です。この取り組みでは、生徒たちが自然豊かな地域で生活しながら、地域の魅力を発見し、自分の将来への希望を育んでいます。過去の調査でも、地域みらい留学を経験した生徒は社会課題への関心が高く、解決意欲も強いという結果が示されています。