Reproのソリューションが「ニコニコ動画」を支援
Repro株式会社が提供するマーケティングソリューションは、株式会社ドワンゴが運営する「ニコニコ動画」に大きな影響を与えました。2024年9月に導入されていますが、その成果が早速現れてきました。
ニコニコ動画とは
「ニコニコ動画」は、2006年にサービスを開始した動画コミュニティプラットフォームです。毎月のアクティブユーザー数は2,212万人に達しており、利用者はWebおよびアプリを通じて、多彩なコンテンツとインタラクティブなコメント機能を楽しむことができます。このプラットフォームは、特に「世の中にない遊び場」としてユーザーに支持されており、「ニコニコ静画」や「ニコニコ生放送」、さらには「ニコニコ超会議」といった関連サービスも展開されています。
デジタルマーケティングの課題
ニコニコ動画は普段からユーザーに便利な情報を届けたり、アプリへの誘導を強化したりする努力を続けていましたが、一方でデジタルマーケティングの専門人材が不足しているという課題に直面していました。こうした状況の中、Reproは「コンバージョン最大化サービス」を提案。これによりニコニコ動画はマーケティングの実行支援を受けることができました。
アプリダウンロード数の向上
実際に導入からわずか3カ月後の2024年12月、ニコニコ動画のアプリダウンロード数は目標達成率が120%に達しました。これは、Reproによる具体的な施策が功を奏した結果です。
施策の一部を紹介
1.
動画ページでのポップアップ表示: 動画を観たユーザーに対し、アプリダウンロードを促すメッセージを表示する施策。これにより、非表示にした場合に比べてダウンロード数が20~30%も増加しました。
2.
スマートアップバナーの内容調整: 視聴ページのバナーの文言を季節に合わせて変更することで、ユーザーに届いている感覚を強化。これによて、明らかに効果が現れました。
評価と今後の展望
Reproの支援について、ニコニコのブランド戦略部の下林耕大氏は、アプリダウンロード数の成果が数字として見える形で示され、強い効果を実感しているとのことです。また、浦野寛規氏は、ユーザーとの価値共有を大切にしながら、新しい機能を提供する計画に取り組んでいると述べています。
これらの成果を受けて、Reproは今後もニコニコ動画の成長をサポートし続ける意向を示しています。ユーザーにとって魅力的な体験を提供することで、ニコニコ動画はさらなる発展を遂げていくことでしょう。
まとめ
Reproのマーケティングソリューションは、ニコニコ動画のアプリダウンロード数の向上に寄与し、新たな展開を生むきっかけとなりました。今後も、両社の連携がどう進化していくのかに注目です。