「ビームス 鹿児島」が新たに生まれ変わるプロジェクト
株式会社ビームスが、2025年10月10日(金)に「ビームス 鹿児島」をリニューアルオープンすることを発表しました。鹿児島市に位置する店舗では、長年の地域密着型のビジネスモデルを新たな形で展開します。
新しい店舗の概要
「ビームス 鹿児島」では、これまでと同様にメンズとウィメンズの衣類、さらには多様な雑貨を取り揃える複合店舗となります。特に力を入れているのが、ジャケットやスーツといったメンズドレスの販売エリアの拡張です。また、特に人気が高かったTシャツの専門レーベル「BEAMS T」の新設も魅力の一つ。これにより、幅広いユーザーに対応した品揃えを実現しています。
内装と地域性の融合
リニューアルの目玉ともいえるのが、鹿児島を代表する木工集団・Akihiro Woodworksが手がけた高さ5.0mのモニュメントです。勇壮な桜島をイメージしたこのモニュメントは、店舗の中央に位置し、訪問者の目を引く存在となります。周辺にはコミュニケーションを促進するベンチスペースも設けられています。これにより、ただの買い物の場だけでなく、地域の人々が交流を楽しむ場所としての役割を果たします。
地域アーティストとのコラボレーション
また、店舗内では鹿児島にゆかりのあるアーティストたちによる作品の展示も予定されており、地域文化とのつながりを深める施策がとられています。特にウィメンズフロアのエントランスには、「薩摩切子」をイメージしたデザインの柱が設置され、視覚的にも地域性を強調しています。
限定商品と来店特典
リニューアルオープンを記念して、鹿児島出身のスタッフによる店舗限定商品が販売される他、地元企業セイカ食品の菓子「ボンタンアメ」も特別デザインで登場します。これは、税込11,000円以上の購入者に先着順で配布される特典です。
歴史と未来
「ビームス 鹿児島」は1989年にオープンして以来、2004年にはJR九州「鹿児島中央駅」に移転し、地域との結びつきを強めてきました。今回のリニューアルは、1989年からの伝統を受け継ぎつつ、これから50周年を迎えるビームスの新たな挑戦を象徴しています。
地域との持続的な連携を目指して展開される「ビームス 鹿児島」は、ただのファッションショップではなく、地域と共に成長し、進化する場となることでしょう。最新の店舗設計および品揃え、さらに地域文化との調和を反映させた新たなビームスの姿を、ぜひ楽しんでみてください。