株式会社CLIPが切り抜き動画の完全自動制作システムを開発
動画コンテンツの急速な需要増加に伴い、新たな動画制作の形が求められています。この市場のニーズに応えるべく、株式会社CLIP(東京都渋谷区)は、AIを利用した完全自動制作システムの開発に着手しました。このシステムは、すべての制作工程を自動化し、従来の人手を介さずに動画を生成できる可能性を秘めています。
制作のボトルネックを解消
動画制作のプロセスには多くのボトルネックが存在します。特に、編集作業に必要な人材の確保やコスト、制作スピードの制約が大きな課題です。CLIPは、これらの課題を解決するために「制作3分化」や「月間1万本体制」を実現してきましたが、さらに一歩進んで完全自動制作へ移行する決断をしました。
この新システムは、以下の工程がすべてAIによって自動化されます。
- - 自動シーン抽出: 発話や感情、盛り上がりを分析し、視聴者に魅力的に映るシーンを抽出
- - 自動編集・最適化: 各プラットフォームに合わせた秒数や構図、テロップを自動生成
- - 自動出力: 縦型・横型の動画書き出しや、ジャンル別タイトル、その他の投稿素材を生成
動画流通の未来を見据えて
この完全自動制作システムが実現するのは、まさに「素材を入れるだけで動画が完成する」という画期的な形です。これにより、リアルタイムで配信中の番組やイベントを瞬時に動画化し、瞬時に拡散することが可能となります。エンターテインメントだけでなく、広告や政治、地方創生などさまざまな分野において、このシステムが活用されることが期待されています。
進化する動画制作のフロー
今後の開発スケジュールにおいては、段階的な実装が計画されています。第1段階では半自動制作ラインを構築し、第2段階では特定のプログラムやイベントに特化した自動化を進めます。最終的には、月間数十万本を視野に入れた完全無人制作基盤が目指されます。この取り組みを通じて、従来の動画制作の概念を覆す新しい流通モデルが誕生することでしょう。
CLIP社のビジョン
CLIPの代表取締役である山本真司氏は、「切り抜き動画の未来は、今後“自動で生まれ続けるもの”へと進化していく」と語ります。人が制作を行うという従来の常識を超え、この新たな制作システムが社会インフラとしての役割を果たすことを願っています。
株式会社CLIPは、次世代のコンテンツ流通インフラとして、映像や音声、活字コンテンツまでを一体的に管理・提供するプラットフォーム構築を目指しています。今後の展開に期待が高まります。
詳しい情報は公式サイトを訪れてみてください
CLIP公式サイト