木造建築『BELCEAU』
2025-06-01 08:00:30

木造建築の新たな潮流『BELCEAU』がもたらす未来の住まい

木造建築の新たな潮流『BELCEAU』がもたらす未来の住まい



東京の建築業界に新たなブランドが誕生しました。それが中大規模木造建築ブランド『BELCEAU』(ベルソー)です。株式会社LAD(ラッド)が2023年6月1日に立ち上げ、今後の住環境における木質化を推進していくことを目指しています。

BELCEAUの設立背景とコンセプト



『BELCEAU』というブランド名は、フランス語で「ゆりかご」を意味します。この言葉には、私たちの住まいが住む人々を包み込み、育む役割を果たすという思いが込められています。LADは、木と人が寄り添うことで、より良い「住まい」と「人生」を育くんでいきたいと考えています。

循環型建築の実現を目指す



現代の建築業界において、環境問題は避けては通れない議題です。木造建築はCO2を貯蔵する性質を持っているため、環境負荷を低減する手段として注目されています。『BELCEAU』は、この循環型建築の実現を目指しています。木を用いた建物を建てることは、資源の有効活用とともに、持続可能な社会への道を拓くことにつながります。

技術革新と木造建築の価値



近年、耐火性や遮音性を兼ね備えたCLT(Cross Laminated Timber・直交集成板)などの技術革新が進んでいます。これにより、木造建築は鉄筋コンクリート造や鉄骨造と同等の耐久性を持ちつつ、優れた断熱性も実現しています。このような革新は、木造建築の価値をさらに高める要因となっています。

大阪万博での木造建築の可能性



2025年に開催される大阪万博において、多くの木造建築物が計画されています。中でも、「大屋根リング」はCLTを主構造とした世界最大の木造建築物としてギネスにも認定されています。この万博の取り組みは、木造建築の可能性を新たに示すものであり、多くの関心を集めています。

コスト面でも優位性がある木造建築



最近、建築コストの高騰が問題視される中で、鉄筋コンクリート造や鉄骨造からの切り替えとして木質化の相談が増えています。木造建築は軽量であるため、地盤への負担を軽減し、杭や地盤改良のコスト削減が可能です。コスト面での優位性も、木造建築が選ばれる理由の一つです。

国産材の活用と林業の振興



日本には豊富な森林資源が存在しますが、現在その有効活用は進んでいないのが現状です。『BELCEAU』が中大規模木造建築を推進することで、林業の活性化とともに、日本古来の木造建築技術の継承にも寄与できると考えています。

除炭素社会への貢献



LADは『BELCEAU』を通じて、魅力的で合理的な木造建築物の計画とデザインを推進していきます。社会のニーズに応え、次世代の未来を創るために、脱炭素社会の実現にも貢献していきます。

これからの木造建築の未来に目が離せません。『BELCEAU』がどのように新たな価値を創出し、私たちの暮らしを豊かにしてくれるのか、期待が高まります。

公式サイトはこちら

お問い合わせは、株式会社LADの高山まで。TEL 048-287-3037


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