都営バスがキャッシュレス運行の実証運行を開始
東京都は、2026年9月1日から都営バスの完全キャッシュレス運行を実証実施することを発表しました。この取り組みは、現金を使わない運賃支払いを通じて、利用者の利便性を向上させ、運行効率の改善を目指すものです。
1. 実施概要
実証運行は、C・H01系統の新宿駅西口から都庁循環のルートで行われます。運賃の支払いは、PASMOやSuicaなどの交通系ICカードに限定され、バスに乗車する際にはこれらのカードを利用します。ただし、一日乗車券や定期券、シルバーパスなど従来の乗車券も引き続き使用可能です。また、バス車内ではICカードへのチャージも行えるため、事前に残高を確認しておく必要がありません。
2. 完全キャッシュレス運行の目的
このキャッシュレス化には明確な目的があります。
- - 利便性の向上: スムーズな運賃収受を実現し、バスの定時性を高めることにより、利用者が快適に移動できる環境を整えます。
- - 乗務員の負担軽減: 現金管理が軽減されることで、運転手の業務負担を減らし、より安全運転に集中できるようにします。
運賃収受の自動化は、利用者と運行者の双方に大きな利益をもたらします。
3. 今後の展望
東京都交通局は、国土交通省の「完全キャッシュレスバス推進協議会」に参加しており、全国的な動きにおいてもこの流れをリードしています。キャッシュレス運営は、今後の交通機関でも重要なテーマとなることが予想され、他の路線への展開も視野に入れられています。なお、この実証運行の結果を踏まえ、さらに改善点を見つけ出し持続可能なバスネットワークの構築に役立てていく方針です。
4. お問い合わせ
キャッシュレス運行に関する詳細や質問がある方は、都営交通お客様センターに問い合わせてください。電話は03-3816-5700で、年中無休、9時から20時までの対応です。
この新たな取り組みが、日常の交通手段としての都営バスの魅力をさらに高めることに寄与することを期待しています。