AIデータセンタ用放熱冷却技術セミナー
2025年9月24日(水)、株式会社シーエムシー・リサーチによる特別なオンラインセミナーが開催されます。このセミナーでは、AIデータセンタ用の放熱冷却技術について、国峯尚樹氏(株式会社サーマルデザインラボ代表取締役)が講師を務めます。開催時間は10:30から16:30までで、Zoomを通じて参加できます。
概要と背景
最近、ChatGPTやDeepSeekの台頭により、AIの利用が急増し、従来のWeb検索に比べて数十倍もの電力を消耗することが明らかになっています。この中核となるAIチップは、発熱量が1kWを超えることが多く、これがAIサーバーの設計において最大の課題となっています。したがって、冷却戦略が今後のデータセンタ設計でますます重要視されることが予想されます。
セミナーで学べること
参加者は、以下の内容を学ぶことができます:
- - 伝熱の基礎知識
- - 部品や基板設計に必要な放熱技術
- - 強制空冷・自然空冷における熱設計常用手法
- - ヒートシンクや冷却デバイスの設計法
このような知識は、電子機器設計や放熱デバイスの開発に不可欠です。
受講費用と対象者
受講料は一般が55,000円(税込)、メルマガ会員は49,500円(税込)、アカデミックは26,400円(税込)です。対象者は、電子機器の設計者(実装設計、機構設計、回路設計、基板設計)、放熱デバイスや材料の開発者、品質保証や品質管理の担当者です。
セミナープログラム
セミナーは複数のセッションに分かれており、中には休憩も含まれています。主な内容は次の通りです:
1. 高速ネットワークの進展によるデータ量と消費電力の推移
2. 熱設計に必要な伝熱知識
3. 高性能AIサーバーの冷却
4. 放熱機構を構成する冷却デバイスとその使用法
5. データセンタの熱問題とその解決策
6. エッジ機器における伝導冷却戦略
7. 放熱材料の特性と選定法
8. 将来の熱問題に対する展望
申し込み方法
セミナーの参加申し込みは、シーエムシー・リサーチのセミナーサイトから行えます。入金確認後、視聴用のURLが提供されるので、忘れずにご確認ください。全ての参加者には、受講中の録音や撮影が禁止される旨の注意事項があります。
結論
このセミナーは、AIデータセンタの設計に関わるすべてのエンジニアや研究者にとって、有意義な情報源となることが保証されます。最新の放熱冷却技術をマスターし、データセンタの設計に必須のスキルを身につけるこの機会を逃さないようにしましょう!