新作公演情報
2025-07-25 14:48:56

高畑裕太が贈る新作公演『墓場までのかえりみち、ゆりかごからブランコへ』開催中!

新作公演『墓場までのかえりみち、ゆりかごからブランコへ』が上演中



高畑裕太が主宰する劇団ハイワイヤの新作『墓場までのかえりみち、ゆりかごからブランコへ』が7月24日に初日を迎えました。この作品は、介護という重層的なテーマを中心に据え、主人公とその周囲の人々が各々の「死生観」に向き合い、成長していく様を描いた群像劇です。

作品の背景とテーマ


この公演は高畑裕太自身の実体験を基にしており、介護従事者としての彼の経験が色濃く反映されています。物語では、主人公が認知症の親を抱えながら苦悩し、それに伴う現実の厳しさと向き合う姿勢が強調されています。この作品を通じて、誰もが避けては通れない「老い」「死」というテーマに対する不安や、寸前まで追い込まれる中で見出す「希望」や「人間の尊さ」を伝えられています。舞台の持つ重厚な雰囲気が観客を一層惹きつけることでしょう。

主宰・高畑裕太のコメント


高畑は「第二回公演を無事に終え、誇りに思う作品が出来た」と語ります。彼は「作品が完成した時に、自分が生きているという実感を強く感じた」と述べ、今回の公演が自身にとっても劇団にとっても重要な意味を持つことを強調しました。この作品は、現代社会における家族の介護や個人の生き様を描く一方で、あらゆる人の心に響くような内容になっています。

キャストの思い


タナカ役の薄平広樹も、母の介護をテーマに扱った物語について言及。「この作品が多くの人に愛されているのが嬉しい」とコメントし、現実の厳しさに普遍的に共感できる部分が多いことを訴えました。

トシエ役の大竹このみは、認知症の母親という重要な役を引き受け、実際にデイサービスでの観察を通じて役作りに努めたことを伝えています。加えて、役を通じて「老い」を楽しんで表現することを大切にしているそうです。

さらに、幻役の松尾望は「初日の舞台が終わり、お客様と共に作品の世界を共有することができた」と興奮を隠しません。彼は生の舞台だからこそ体感できる感動についても触れ、観客にもその感性の変化を感じてもらえることを期待しています。

公演について


この新作は、7月30日までの期間中に下北沢シアター711で上演されています。全席自由席のため、当日券も開演の45分前から劇場受付で販売される予定です。詳細は公式ウェブサイトで確認可能です。

1チケット4,000円(税込)で、若者割引も受けられます。観る者を深く感動させるこの作品、ぜひ劇場で観賞してください!


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