思い出のひな人形
2025-04-08 09:40:22

思い出を重ね着するひな人形 「きおくひとえ」がADFEST2025で受賞!

思い出を重ね着するひな人形「きおくひとえ」



「きおくひとえ」という名で知られる「MINI ME HINA DOLL」が、アジア太平洋広告祭ADFEST2025にて名誉あるLOTUS ROOTS賞を受賞しました。このプロジェクトは、株式会社SIGNINGが手掛けたもので、日本の伝統文化であるひな人形に新しい価値観を吹き込んだものです。

1. 受賞の背景



「きおくひとえ」は、子どもの成長と家族の思い出を一体の人形に込めるというユニークなコンセプトが評価されました。特に、地域の価値観を具現化した作品として選出されるこの賞は、アジア太平洋地域における広告やデザインの革新性を称えるもので、その評価は高いと言えます。今年のテーマである「COLLiDE(衝突)」のもと、1641作品の中から受賞が決まりました。アジア太平洋地域のクリエイティブの代表的なイベントとして、多くのクリエイターが注目しています。

2. 思い出を重ね着するひな人形とは



「きおくひとえ」は、使われなくなった子ども服を活用し、その衣装をひな人形に重ねるという新しい形の人形です。子ども服に込められた家族の思い出を形にするというこのプロジェクトは、たくさんの感動を呼び起こします。愛情をもって手作りされた衣装や、お食い初めで着用した晴れ着、さらには日常的に使われていたベビー服など、さまざまな服が個性豊かなひな人形に変身します。これにより、100年の伝統に裏打ちされた高品質のひな人形が誕生します。

3. 制作例と多様性



制作例には、子どもの成長を見守ってきた衣装や特別な日の思い出が詰まった服などがあります。これらの服は、ただの衣料品としてではなく、感動と思い出の詰まった大切なアイテムとして、ひな人形に新たな命を吹き込むのです。

ただし、素材によっては制作が難しい場合もあるため、詳細は特設サイトで確認することをお勧めします。
きおくひとえ制作例

4. 株式会社SIGNINGのビジョン



SIGNINGは、「ビジネスの課題」と「社会の課題」を同時に解決することを目指すソーシャルデザインカンパニーです。現代のビジネス環境は急速に変化しており、企業は新たな成長領域を開拓することが求められています。このような環境の中、SIGNINGは「Social Design」と「New Market Design」という2つの領域に特化し、社会的課題を解決するための革新を行っています。コミュニケーション領域だけでなく、事業・商品・サービス開発の領域まで融合したソリューションを提供することを目指しています。

5. ADFESTについて



1998年に設立されたADFESTは、アジア太平洋地域のクリエイティブアワードとして、広告・デザイン・デジタル・ブランディングなど多様な分野での革新性と文化的価値を称賛するイベントです。今年の応募作品は1641件にのぼり、創造的なアイデアと文化的意義が一堂に会する場として、世界中のクリエイターと広告関係者の関心を集めています。

まとめ



思い出を重ね着するひな人形「きおくひとえ」は、SIGNINGの手による新しい形の伝統工芸品です。これからも我々は、心を動かすデザインを通じて社会に貢献していくことを目指します。地域の文化を重視しつつ、人々の心に響く作品を創出していく姿勢は、今後も多くの支持を集めることでしょう。


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