AIと専門家が協力する新たな営業手法、適応力抜群の『世界自動営業™』誕生

AIと人の力で切り拓く、新世代の営業手法

2025年5月21日、東京にて、多言語ビジネスコンサルティングのWIPジャパン株式会社が「世界自動営業™」を正式にリリースしました。この取り組みは、米国のトランプ政権による追加関税の影響で、米市場への依存度が高い中小企業にとって、今後の販路開拓の方策を提供します。

構想の背景には、最近の国際貿易環境が変化し、特に中小企業においては新興市場へのシフトの必要性が高まっていることがあります。しかし、これに挑む企業は現地の規制や言語、時差といったさまざまな障壁に直面しており、特に重要なビジネス関係者へのアクセスが難しいという課題が存在しています。

AIが作成する最適化メッセージ

「世界自動営業™」は、AIとリサーチャーが連携し、海外企業のデータベースからターゲットとなる企業リストを生成します。このシステムは、企業の経営層や担当者のSNSアカウントやメールアドレスをスピーディに抽出し、最適化されたメッセージを個別に送信する仕組みを有しています。

具体的には、AIの力によって、各ターゲット国や業界に応じたパーソナライズされたメッセージを生成し、それを用いてアプローチします。これは、特にビジネスのボトルネックとされる現地のキーパーソンへのアプローチを容易にします。

商談獲得のシンプルさ

商談開催にあたっては、WIPが提供する通訳マッチングサービス「YOYAQ」を利用することで、専門の通訳者を迅速に手配でき、国や言語の違いを克服しながら商談に臨むことが可能です。これにより、成約率の向上が期待できます。特にこれまで以上にオンラインが主流となった今、デジタルでのアプローチは欠かせません。

結果に基づく成果報酬

この新サービスの特徴の一つは、成果報酬型のビジネスモデルを採用している点です。これにより、中小企業は初期投資を抑えつつ、効果を実感しながら海外市場へアプローチを進めることができます。ある意味で、リスクを最小限に抑えた形でグローバルな機会を得ることができるのです。

WIPジャパンの取組み

WIPジャパン社長の上田輝彦氏は、「日本企業が国際市場で競争力を持つためには、異なる文化や背景を持つ人々との円滑なコミュニケーションが不可欠である」と語ります。そして、WIPジャパンはこれからも、AI技術を駆使しながら言語の壁を打ち破る手助けを行い、よりオープンな世界を創造しようとしています。

導入までの流れ

「世界自動営業™」を利用する企業は、まず無料の診断を受けます。その後、ターゲット企業を選定し、商談獲得トライアルを経て本格的な運用を開始します。これにより、明確な数値で成果を確認しやすく、経営層への報告もスムーズになります。

この新たなサービスは、海外営業という新しいステージに立つ日本の企業にとって、まさに待望の手段となることでしょう。顧客は今こそ、AIと専門家のハイブリッドなサポートを受けて、自らのビジネスを国際的に展開するチャンスを掴むことができます。