堀義人、オマーン国王立経営アカデミーの国際諮問委員に就任
株式会社グロービスの代表取締役、堀義人がオマーン国立経営アカデミー(Royal Academy of Management、略してRAM)の国際諮問委員に就任したことが発表されました。この新たな役割は、日本とオマーン間のリーダーシップやエグゼクティブ教育における連携を促進し、次世代リーダーの育成に大きな影響を与えることが期待されています。
新たな国際的な役割
堀氏の委任は、グロービスとRAMが2024年に共同で行うプログラムの成果に基づいています。特に重要なステップとなるのは、同年6月に東京のオマーン大使館で予定されている戦略的パートナーシップの調印式です。これにより、グロービスはRAMの「フューチャー・リーダーズ・プログラム」を通じて、次世代リーダーの教育を次のレベルに引き上げることが可能になります。
研修には、RAMから選ばれた50名の参加者がエントリーし、異文化交流やリーダーシップ開発に取り組む予定です。この取り組みは、両機関の共通のビジョンである「グローバルリーダーの育成」を具体化する重要な一歩です。
中東地域との連携強化
また、堀氏は2024年10月にRAMの招待を受けてオマーンを訪問する計画も立てています。この訪問は、オマーンの経済発展を担う官民のリーダーたちとの対話を通じて、成長やイノベーションの推進に向けた意見交換を行うことを目的としています。
堀氏との対談に参加する予定の方々には、商工・投資促進省のH.E. Ibtisam Al Farouji氏や、経済特別区および自由区当局の長官H.E. Sheikh Dr. Ali Al Sunaidy氏など、オマーン国内でのイノベーション推進に関与する重要な役職に就いているリーダーたちが含まれています。
このように、RAM学長のAli bin Qassim Al Lawati博士との意見交換を通じて、戦略的なパートナーシップがイノベーション推進に与える影響の重要性について意見が一致しています。これにより、グロービスは中東地域における橋渡しの役割を果たし続けることを目指しています。
RAM(Royal Academy of Management)の概要
RAMは、オマーン国のスルタン陛下の名誉後援のもと、2022年に設立されました。本アカデミーは、未来のリーダーに対して国際的なビジョンを持つ洞察やスキルを提供し、国の発展に寄与することを目的としています。現在、オックスフォード大学サイード・ビジネス・スクールなどの世界的に有名な教育機関との連携を強め、経営幹部教育において先進的な役割を担います。
グロービスのグローバルな取り組みに期待
グロービスは、リーダーシップ開発や経済協力の橋渡しする役割を果たしつつ、世界中の人材の育成に努めています。これからも、国際社会との連携を進め、より良い社会の創造に向けた取り組みを続けることが期待されます。堀義人氏の貢献が、中東地域における教育や経済の発展に新たな風を吹き込むことでしょう。