日本の書籍を世界へ
2025-07-22 14:45:21

日販アイ・ピー・エス、北京国際図書博覧会2025に初出展し日本の魅力を発信

日販アイ・ピー・エス、BIBF 2025に初出展



日販アイ・ピー・エス株式会社は、2025年6月18日から22日まで中国・北京で開催される第31回北京国際図書博覧会(BIBF 2025)に初めての出展を行います。この回の博覧会は、アジアの出版業界において非常に重要なイベントであり、参加することで日本の書籍や雑誌の魅力を広く世界に発信することを目指しています。

日販アイ・ピー・エスの輸出事業について



日販アイ・ピー・エスは日販グループの一員として、30年以上の実績があります。日本の書籍や雑誌をその特性に応じて流通させ、販売することに特化した企業です。台湾や韓国などのアジア諸国はもちろん、アメリカやイギリスを含む約80カ国で展開しています。特に中国と台湾には現地法人を設置しており、リアルタイムで市場の動向や売れ行きを把握しています。そのため、単なる輸出にとどまらず、現地のニーズにマッチした流通提案が可能となっています。

特に「海外書店での販売を強化したい」「輸出対象エリアを広げたい」といった要望に対して、日販アイ・ピー・エスは市場調査や通関手続き、さらには税務・保険の手続きまでを一括でサポートし、事業を円滑に進める体制を整えています。

BIBF 2025での展示内容



BIBFはアジアで最大規模の国際書籍見本市であり、世界中から参加する出版社や書店、教育機関などが集まります。日販アイ・ピー・エスは、この場を借りて、「日本の書籍、雑誌の輸出販売」と「版権ビジネス」の両面からアプローチし、現地パートナーとの商談や新たな提携の機会を模索します。

具体的な展示内容には、日本の最新の書籍、デザイン書、アニメ関連書籍、医学書や建築書など様々なジャンルが含まれます。また、「特集展示」コーナーでは、キャラクター絵本とグッズの結びつきの展示や、日本文化を感じられるアイテム――お香やガラスペン、折り紙などを展示し、来場者に五感で楽しんでもらうことを目指します。

注目されたのは、心のケアや自己成長に関連する書籍で、自己啓発や心理学、ライフスタイル、キャラクター絵本といった視覚的に親しみやすいコンテンツが現地のバイヤーからも高い評価を受けました。さらに、中国の大手書店チェーンや出版社との商談も多数行われ、今後の輸出販売や翻訳出版に向けた具体的な手応えを得ることができました。

これからの展望



日販アイ・ピー・エスは、素晴らしい出版コンテンツを世界中の読者に届ける架け橋として、今後も中国市場との連携を深め、輸出販売や版権仲介を通じてグローバルな知的コンテンツの流通に寄与していきます。

BIBF 2025の概要


  • - 会期: 2025年6月18日(水)~22日(日)
  • - 会場: 中国・北京 国家会議中心
  • - 主催: China National Publications Import & Export (Group) Corporation
  • - 参加国: 110か国・地域
  • - 出展社数: 1,700社以上
  • - 来場者数: 約30万人

会社情報



日販アイ・ピー・エスは、日販グループホールディングスのグループ会社であり、主に海外事業を担っています。社名には「国際出版サービス」の意が込められており、事業のキーワードは「世界」と「出版物」です。豊かな心を届けるために、質の高い商品を提供し、海外市場での展開を進めていくことに力を入れています。また、近年では新しい出版レーベルとして「ヴォワリエブックス」や「lilla cirkus」を立ち上げるなど、新しい挑戦も続けています。

御社の取り組みや今後の活動に期待が高まります。


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