東京都中小企業振興公社が推薦する「EM CLOUD」とは?
東京都港区に本社を構える株式会社ムダカラが開発したエネルギーマネジメントシステム「EM CLOUD」が、(公財)東京都中小企業振興公社が実施している中小企業ニューマーケット開拓支援事業の支援対象製品に選ばれました。この採択は、省エネテクノロジーの進化を一層加速させる意義深い出来事です。
EM CLOUDの概要
「EM CLOUD」は、エネルギーの無駄を見える化し、空調を自動制御することで、企業におけるコスト削減を実現します。このシステムは、電力使用量の見える化や空調の自動調整、データをクラウドで一元管理できる機能が特徴です。そのため、企業は自社のエネルギー活用状況をリアルタイムで把握し、効果的な管理が可能になります。
導入後は、ムダカラの専属チームがモニタリングを行い、データに基づいた振り返りを定期的に実施するため、運用の効率化も図れます。特に最近では各自治体から、電力の使用量やCO2の排出量などの詳細な報告が求められることが増えており、EM CLOUDはこのようなニーズにも応えています。データに基づくフィードバックや報告書の作成もサポートし、企業の脱炭素やSDGsの推進に貢献します。
ムダカラの成り立ちと理念
株式会社ムダカラは、2012年の設立以来、省エネとエネルギーコストの削減を主眼に置いた事業を展開してきました。これまでに15,000件以上の省エネコンサルティングの実績を持つ同社は、「省エネを一過性のものにせず、テクノロジーで持続可能な価値を提供する」という理念を掲げています。この思いから、2019年より「EM CLOUD」の開発に着手し、今後の市場展開を視野に入れています。
会社概要
- - 会社名: 株式会社ムダカラ
- - 所在地: 東京都港区虎ノ門3-4-10 虎ノ門35森ビル7階
- - 設立: 2012年4月
- - 代表者: 代表取締役田﨑 太郎
- - 事業内容: エネルギーマネジメント事業、節電・節水コンサルティング
- - コーポレートサイト: ムダカラ
最後に
「EM CLOUD」は、ただの省エネソリューションではなく、持続可能な社会を目指すための強力な武器です。中小企業の皆様にとって、コスト削減だけでなく、環境への配慮も重要なファクターとなります。ムダカラの提供するこのシステムが、企業活動においてどのような役割を果たすのか、今後の展開に大いに期待が寄せられています。