2027年から2028年卒業生向け採用活動の最新動向を探る
大学生協事業連合UNIVCOOPキャリアナビ事務局が、株式会社キャンパスサポートの協力のもと、新卒採用を行う企業403社を対象に実施した「2027年〜2028年卒採用活動に関するアンケート」の集計結果を発表しました。 これにより、新卒採用の最新事情が明らかになりました。
2027年卒の採用活動の状況
2027年卒生の選考活動は、特に10月に始まる企業が多く、12月までには半数以上の企業が選考を行う予定です。これは、大手企業や中堅企業においても一般的な業態となっています。企業規模で見ると、1001名以上の企業は早い段階から選考を開始し、1月には70%、2月には80%以上が選考を実施しています。一方、300名以下の企業は選考が遅れがちですが、時期が進むにつれて差は縮まりつつあります。
内定や内々定の発表については、12月が最も多く、2月までには全体の半数以上の企業が内定を出す見込みです。この点に注目すると、特に大手企業は動きが早く、1月には53%、2月には64%が内定を出しています。
2028年卒の広報活動と採用時期
2028年卒生を対象にした採用活動では、現況として70%が前年並みのマイルストーンを見込んでいるとのこと。一部の大手企業が採用数を削減することが取り上げられていますが、実際に「減らす」と答えた企業は全体の6%に過ぎないのが実情です。採用予算の増加を計画している企業も20%弱ということで、採用スピードの向上や手法の多様化が進んでいることを反映しています。
このような中、特に理工系の学生、特に電気・電子系や機械系・情報系を中心に採用を強化したい企業が多いことが分かりました。職種別の採用予定数においては、技術・研究開発系の職種が37%、さらに営業系が27%との結果が出ています。この傾向は、理工系の人材に対する需要が高まっていることを示しています。
一方で、技術・研究開発系の職種では採用を減少させるという企業もあり、業界によって状況が二極化していることが伺えます。
加えて、採用数を削減する理由としては、AI技術の活用や事業構成の見直しにより、効率的な業務運営が求められるようになったことが影響しています。
まとめ
以上、2027年から2028年卒業生向けの採用活動に関する調査結果から、現代の採用活動の動向が浮き彫りになりました。今後の採用市場の動向に注目し、企業は的確な人材確保にしっかりと取り組む必要があります。詳細な集計結果については、調査主体であるUNIVCOOPキャリアナビ事務局のウェブサイトよりPDF形式でダウンロード可能です。