リハビリ業界のデジタル化を加速する「RenaX」の全貌
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は、2026年6月からリハビリテーション業界全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する新ブランド「RenaX」を立ち上げます。このサービスは、2025年に発表した予後予測AI「Prediction One for Rehabilitation」の成功を背景に、さらに機能を強化した形で提供されます。AI技術を活用することで、リハビリテーションの質の向上と医療従事者が本業に注力できる持続可能な環境を実現することを目指しています。
「RenaX」の特徴と機能
「RenaX」は、リハビリテーション業界のデジタル化を進めるソリューションブランドです。その中核となるのは、セラピストの業務支援と病院内での業務効率化です。これにより、医療従事者は患者の回復支援に集中しやすくなります。
最新のAI技術を活用
「RenaX」は、生成AIを用いた書類作成支援や、数理最適化技術を用いたセラピストのシフト作成支援といった、ニーズに応じた多角的なサービスを展開します。これにより、医療現場の効率が大幅に向上することが期待されます。
診療報酬改定に対応
令和8年度の診療報酬改定に対しても「RenaX」はAIを活用し、実績指数の基準値への対応や、新しい利得計算の指標の導入を可能にします。特に、「歩行・車椅子動作」および「トイレ動作」の自立予測に関しては、92%以上の高い精度を持つことが実現されていることが特徴です。これによって、自立支援の計画策定に必要なデータの抽出が容易になります。
ADL予後予測とデータ活用
「Prediction One for Rehabilitation」では、ADL(日常生活動作)の予後予測を包括的に行うことができます。病院内で蓄積されたデータを基に独自のAIモデルを構築することも可能で、個々の患者に合わせた状態把握がより効率的に進められます。
サービス提供の背景
回復期リハビリテーション病棟では、患者の本来の生活に向けた支援を行っています。この過程では、患者の予後を予測する業務が欠かせません。しかし、現場のセラピストは大量のデータを扱うために多くの時間を費やすことが課題となっています。特に、2026年度の診療報酬改定により、「生活動作」の自立支援が求められている中で科学的根拠に基づく効果的な支援の必要性が急務となっています。これに応じる形で、予後予測AIの開発が進められてきました。
今後の展望
「Prediction One for Rehabilitation」はすでに全国30病院から申し込みがあり、リハビリ業界での普及に貢献しています。今後「RenaX」はさらに範囲を広げ、ソニーグループの技術とリソースを結集して、医療従事者が患者支援に専念できる環境を作り出すことを目指します。
サービス概要
提供開始日:2026年6月
提供価格:詳細はサービス受付窓口にお問い合わせください。
サービス受付窓口:こちら
サービスページ:こちら
「RenaX」は今後、リハビリテーション業界のデジタル化を加速させる大きな一歩となるでしょう。医療従事者がより良い環境で患者に寄り添える未来を期待しています。