法人向けAIサービス「ChatSense」がサイボウズGaroonと連携開始!
株式会社ナレッジセンスは、法人向けのチャットGPTサービス「ChatSense」において、新たにサイボウズ Garoonの「ファイル管理」との連携機能を追加しました。この新機能により、企業は社内のファイルデータを手間なく活用できるようになり、大幅な業務効率化が期待されます。
追加学習機能の概要
この追加学習機能(RAG)によって、Garoon内に保存されたドキュメントを、ダウンロードやCSV出力を行うことなく直接AIの学習素材として使用できるようになります。これが可能になることで、最新の情報をもとにしたAIが企業内で活用できるようになるため、業務の迅速な推進が実現します。
ナレッジセンスには、500社以上の企業が「ChatSense」を導入しており、特にセキュリティや運用コストの面でのメリットが注目されています。この新たな連携機能は、大企業の知的活動を最速にすることを目指しています。
ChatSenseとGaroonの連携による利点
この機能には複数の利点があります。まず、ユーザーはGaroonに保存されたファイルを簡単に指定し、数ステップでAIに取り込みが可能です。これまでのように煩雑な手続きは必要なく、すぐに最新のファイル情報に詳しいAIが構築できます。これによって、業務の効率化はもちろん、人的コストの削減も実現可能です。
さらに、追加学習機能では、AIがどのデータを基に回答しているかを明示することができ、情報の出所を確認できるため、AIの誤情報や幻覚(ハルシネーション)を排除することができます。この機能は、特に誤情報が許されないビジネスの現場において大変重要です。
導入の流れ
本機能の開発は2025年8月21日から開始されており、現在では追加学習機能を利用しているお客様を対象に、段階的にリリースを進めています。導入を希望される企業は、ChatSenseの営業担当までお問い合わせいただくことで、利用開始に向けた手順を提示してもらえます。
また、これからChatSenseを導入したいと考える企業様は、ナレッジセンスの公式サイトよりお問い合わせが可能です。無理な契約の縛りがないことも、企業側にとっては大きなメリットと言えるでしょう。
RAGのデメリットと改善策
RAG(Retrieval-Augmented Generation)は便利な機能ですが、運用面では一定の課題が存在します。特にデータの最新性を保つために定期メンテナンスが必要になるため、運用コストがかかる点が挙げられます。ナレッジセンスは、これまで多くのファイル管理サービスに対応してきましたが、日本企業からの要望に基づき、Garoonへの対応を進めてきたのです。
まとめ
ナレッジセンスが提供する「ChatSense」は、生成AI技術を活用し、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するためのサービスです。セキュリティを強化しつつ、業務効率を高める機能が充実しており、今後も更なるサービス向上が期待されます。企業の皆様におかれましては、この機会を是非とも活用していただき、より効果的な業務運営を実現していただきたいです。
詳しくは
ChatSenseの公式サイト をご覧ください。