木づかいシンポジウム2025 in 万博開催のご案内
日本は、国土の約65%を森林が占める森林大国です。持続可能な未来を考える上で、この豊かな森林資源をどのように暮らしや社会に活かすかは非常に重要な課題です。木材は再生可能エネルギーであり、私たちの生活に温もりと安らぎをもたらす素材としての特性を持っています。
木づかいシンポジウムとは?
「木づかいシンポジウム」は、こうした木材の価値や可能性を広めることを目的としたイベントです。建築やデザイン、教育、地域づくりなど、さまざまな分野の専門家が集まり、木を使った豊かな暮らしの魅力や課題を考える機会を提供しています。これにより、皆さんが日常生活に木を取り入れるヒントを得られる場となります。
2025年は、大阪・関西万博の「フューチャーライフヴィレッジ」で開催される「Wood Change 2025」の展示イベントと連携して行います。このシンポジウムでは、今後の木材利用の未来をともに考えるプログラムを用意しています。
シンポジウムの開催概要
- - 日時:2025年9月23日(火・祝)15:30~16:30
- - 会場:万博フューチャーライフエクスペリエンス(FLE)ステージ(フューチャーライフヴィレッジ内)
- - 配信:YouTubeにてライブ配信予定(Expo2025 大阪・関西万博公式アカウント)
- - 参加人数:会場参加は30名(事前登録制)
主催は林野庁で、後援には総務省や文部科学省、環境省など、多くの省庁が支持しています。詳細は
こちらのURLからご確認ください。
プログラムと講演者紹介
シンポジウムの内容としては、以下の情報提供セッションが予定されています。
1.
木造・木質建築の最新動向 - 高層木造建築の紹介
担当:株式会社竹中工務店
木造・木質建築推進本部長 花井 厚周 氏
> 木造建築の設計に情熱を注いできた花井氏が、高層木造建築の最新事例を紹介します。
2.
木材の活用と環境対応の取り組み
担当:株式会社セブン-イレブン・ジャパン
建築設備本部付総括マネジャー 伊東 誠 氏
> 環境に優しい店舗作りを目指す伊東氏が、木材利用の新たな試みを語ります。
3.
日本初の新素材「改質リグニン」の可能性
担当:リグニンラボ(株式会社木質素研究所)
取締役 CTO 山田 竜彦 氏
> 進化した木質素材の開発について、科学者であり実践者でもある山田氏が話します。
司会は、2025ミス日本に選ばれた佐塚こころ氏が務めます。彼女は林業が盛んな地域で育ち、木の重要性を日々感じています。
同時開催の展示「Wood Change 2025 ~使おう、日本の木。」
シンポジウムと並行して、万博会場内で「Wood Change 2025」の展示も行われます。
- - 展示期間:2025年9月23日(火曜日)から9月29日(月曜日)まで
- - 展示場所:フューチャーライフヴィレッジ内
- - 特典:アンケートに答えた方にはエコバッグをプレゼント(数に限りがあります)
この機会に、ぜひ木の魅力を体感し、私たちの未来の木材利用について共に考えましょう!
交通アクセス
会場へのアクセスは、大阪メトロ中央線の「夢洲駅」から西ゲートまで徒歩約6分です。
お問い合わせ先
イベントに関する問い合わせは、林野庁 林政部木材利用課までご連絡ください。担当者は中野または北平です。代表電話は03-3502-8111(内線6122)、ダイヤルインは03-6744-2298です。
はるか先の未来に向けて、持続可能な木材利用を一緒に考える貴重な機会に、ぜひご参加ください。