新たに登場した『EReconstruction』:屋内空間を3D化するアプリ
近年、テクノロジーの進化により、私たちの生活は便利になりつつあります。この流れの中で、電気興業株式会社が株式会社ブライセンと共同で開発した新しいアプリ『EReconstruction(イーリコンストラクション)』が、iPad Proユーザーにとって重要なツールとなることを目指しています。
【アプリ概要】
『EReconstruction』は、iPad ProのLiDARセンサーを活用し、ユーザーがカメラで簡単に屋内空間を3Dモデル化できるアプリケーションです。アプリは、撮影時に壁やドア、窓、家具などを自動的に認識し、これを元に3Dモデルを生成します。さらに、生成されたデータはDXFファイルとして出力可能で、さまざまなプロジェクトで活用できます。
このアプリは、特に建設やデザイン業界のプロフェッショナルにとって有用で、コンセプトのプレゼンテーションや仮想的なシミュレーションに役立つことでしょう。今後、空間デザインがますますデジタル化される中、こうしたツールの重要性が増すことは間違いありません。
【主な機能】
アプリの特徴として、以下の主要な機能が挙げられます:
- - 屋内3Dモデル化:カメラ撮影で簡単に屋内空間を3D化する機能。
- - マニュアル操作によるモデル追加:必要に応じて手動で3Dモデルを追加可能。
- - 2Dビューア:生成した3Dモデルの2D平面図を表示。
- - 3Dビューア:立体的な3Dモデルをリアルタイムで表示。
- - 編集機能:生成された3Dモデルを自由に編集。
- - データ結合機能:撮影途中の休憩を挟んでもデータを結合できる柔軟性。
- - バックアップとリストア機能:大切なデータを守るための機能。
これらの機能により、ユーザーは短時間で精度の高い3Dモデルを作成し、さまざまな用途に活用できます。特にデザインを行う際やプレゼンの準備時に効果的です。
【価格と対応端末】
『EReconstruction』の価格は10,000円(税込)で、ある特定のiPad Proモデルでのみ対応しています。具体的には、以下のモデルが対象となります:
- - iPad Pro 11インチ(第4/3/2世代)
- - iPad Pro 12.9インチ(第6/5/4世代)
これらのデバイスは、いずれもLiDARセンサーが内蔵されており、アプリの機能を最大限に引き出すことができます。また、iPadOS 18.0以降が必要ですので、使用前に必要なバージョンにアップデートしておくことをお勧めします。
【アプリダウンロード】
アプリはApp Storeにてテスト販売を開始しています。ダウンロードはこちらから可能です:
EReconstruction on App Store。テスト販売中であるため、今後の販売中止や変更の可能性があることに注意してください。
【お問い合わせ】
このアプリについての詳細な情報は、電気興業株式会社の経営企画部までお問い合わせできます。連絡先は下記の通りです。
- - Tel: 03-3520-8322
- - Mail: kouhou@denkikogyo.co.jp
- - Website: 電気興業株式会社
【まとめ】
『EReconstruction』は、屋内空間を3D化する新しいツールとして、特に建築やデザインに関わる方々にとって、価値あるアプリケーションとなるでしょう。今後、より多くのクリエイティブなプロジェクトに活用されることを期待しています。