丸井グループ、気候変動Aリスト企業に6度目の認定を達成

丸井グループが成し遂げた新たな快挙

株式会社丸井グループは、国際的な非営利団体であるCDPから、再び高評価の『気候変動Aリスト』企業として認定されました。これにより、企業の持続可能性に対する努力が国際的な基準で評価されたことを示しています。

CDPとは？

CDP（Carbon Disclosure Project）は、企業が気候変動や水資源、森林など環境に関する問題にどのようにアプローチしているかを調査・分析・評価し、結果を公表する国際的な機関です。世界中の投資家から高い信頼を寄せられ、企業の環境への取り組みに関する指標とされています。

『気候変動Aリスト』の意義

『気候変動Aリスト』は、特に優れた気候変動対策を行っている企業に与えられる賞です。2024年には、全世界からおよそ24800社が調査を受け、前年比108％の増加を示しました。丸井グループの認定は、気候変動への戦略的な対応が非常に高く評価された結果と言えます。

丸井グループの環境への取り組み

丸井グループは、「すべての人が『しあわせ』を感じられるインクルーシブな社会を共に創る」というミッションのもと、以下のような多様な取り組みを行っています。

気候変動と向き合うガバナンス体制

当社は、気候変動に対するリスクや機会をしっかりと捉え、具体的な対策を盛り込んだ「移行計画」を策定し、国際的に評価されました。この情報は『ESGデータブック』で公開されており、透明性を重視しています。

脱炭素社会の実現に向けた取り組み

特に目を引くのは、脱炭素社会実現へのコミットメントです。丸井グループは、電力使用によるCO₂排出の約80%を占める電力供給を、2030年度に100％再生可能エネルギーに切り替える目標を掲げています。また、今年度の再エネ使用率は70.7%に達しています。

再生可能エネルギーの導入

再生可能エネルギー企業との共創を通じ、新規発電所を保有し、長期契約を進めているのも大きなポイントです。これにより、持続可能なエネルギーの安定供給を実現し、RE100への参加を推進しています。

お客さまと共に歩むCO₂削減

さらに、丸井グループは株式会社UPDATERと提携し、「みんなで再エネ」プロジェクトを開始。エポスカード会員に再生可能エネルギーを利用する機会を提供し、エコな選択肢を広げようとしています。

バランスを考えた持続可能な社会の構築は、このプロジェクトを通じてお客さまと一緒に実現を目指しているのです。また、2024年には再生可能エネルギー発電所の取得を目的としたグリーンボンドの発行も決定し、さらなる取り組みの拡張が期待されています。