G's CROSS POINT 2025 Autumn 開催レポート
2025年11月28日と29日の2日間にわたって、デジタルハリウッド株式会社が主催する採用マッチングイベント「G's CROSS POINT 2025 Autumn」が開催されました。その目的は、G'sコミュニティに所属する卒業生とスタートアップ企業が直接出会い、互いに共感できる価値観を共有することです。
G's CROSS POINTの意義
G's CROSS POINTは、単なる求人イベントではありません。この取り組みは「Why me?」という疑問に焦点を当て、自らの存在意義や役割を考えることができる環境を提供します。G'sはこれまでに2200名以上の卒業生を送り出しており、彼らはスタートアップ創業者やエンジニア、デザイナー、プロダクトマネージャーなど、様々な職種で活躍しています。
過去の実績と今回の概要
過去8回の開催では、102の企業が採用側として参加し、114名の求職者が面談へ、68名が採用に至る結果も生まれていることから、G's発のスタートアップ企業は採用のための基盤を着実に構築していることがわかります。
今回の「G's CROSS POINT 2025 Autumn」では、オンラインとオフラインのハイブリッド形式で開催され、DAYS 1 と DAY 2 それぞれで様々な企業が参加しました。具体的には、株式会社Every、オルターブース、Kabootなど14社が名を連ねています。
イベントの様子
企業からのLT(ライトニングトーク)
参加企業は自身の募集背景や求める人材について、簡潔に紹介するLTを行いました。10分間のプレゼンテーションでは、企業の事業内容だけでなく、なぜその事業に取り組むのかを「Why me?」という視点から説明しました。この形式により、求職者たちは企業のビジョンや文化に触れることができ、リアルタイムで質問を交わす場面も多く見られました。彼らはその後の1on1面談に向けて積極的に情報を求め、深い理解を目指しました。
1on1面談パート
企業LTの後、参加者は企業アンケートを経て、気になる企業との1on1面談を行いました。この面談は15分のセットで最大6社と対話できる形式で、活発な意見交換が行われました。面談中には、開発プロセスや卒業制作プロダクトの話題に触れながら、参加者同士での情報交換も行われ、コミュニティのつながりが生まれました。
参加者の声
参加した企業や求職者からは、以下のような感想が寄せられました。
- - 参加企業の意見:「求職者が事前に調査して来てくれたので、深い議論ができた。こちらも多くの学びがあった。」
- - 求職者の意見:「さまざまな企業の文化や挑戦を知り、自分のキャリアについて考える良い機会になった。1on1形式で企業の雰囲気を体感できた。」
G'sの卒業生支援
G'sは、単にプロダクトを作るだけでなく、卒業生がそれぞれの目標をかなえるための支援にも力を入れています。共に挑戦する仲間を見つけることで、卒業後のキャリア形成を支える取り組みを行っており、将来的にもこのような採用エコシステムを提供し続けていきます。
G'sとは
G’s(ジーズ)は、テクノロジーを駆使し、自らの手で価値を創出するための教育機関です。卒業生の約80%が起業またはベンチャー企業への就職を希望し、これまでに多くのスタートアップが誕生しています。今後も新たな挑戦者を支える場であり続けます。